ブロックチェーンゲーム・メタバースをリードする「元素騎士オンライン」(GensoKishi Online)を提供するMetap Inc.(本社:台北市信義区、代表取締役社長:Maxi Kuan)は、2024年を通して多くの取り組みやパートナーシップを展開し、世界中のゲーマーを魅了してきました。
その元素騎士オンラインが、今までにない新しいスカラーシップ制度を発表します。
※この記事は協業先のMetap Inc.の配信記事です。
従来のスカラーシップとは?

これまでのGameFiのスカラーシップは、Play-to-Earnの仕組みを活用し、次の流れで収益を得るモデルです。
- 投資家がNFTの装備を購入し、NFTオーナーになる
- オーナーがNFTをスカラー(ゲームプレイヤー)に貸し出す
- スカラーがゲームをプレイし、トークン(報酬)を獲得する
- 獲得した報酬をオーナーとスカラーで分配する
これによりスカラーは自己資金なしでプレイでき、オーナーはNFTを活用して収益を得ることが可能となる仕組みがスカラーシップと呼ばれてきました。
従来スカラーシップの抱える課題
一方で、従来のスカラーシップ制度はオーナーとスカラー個人との間で契約を結び成立するものだったため、以下のような課題も同時に生まれてしまう制度でした。
- 優良なスカラーを探してコミュニケーションを行うオーナー負担
- NFTの貸し出し操作を行い、以降管理しなければならないコスト
- スカラーとの間に生じるコミュニケーショントラブル(レンタルNFT、報酬の受け渡しなど)
これらの課題が、スカラーシップ制度を複雑で敷居の高いものとしてきました。
元素騎士オンラインの始める新スカラーシップ
元素騎士は、先の課題を解決できるスカラーシップ制度をこの度発表します。

- 完全自動化 × トラブルゼロのエスクロー方式
NFTオーナーとスカラーが直接やり取りする必要がないシステム。
オーナーはスカラーシップ専用NFTをステーキングするだけで、自動的にゲーム内のスカラーにNFTが選ばれ利用されるエスクロー方式を実現。
NFTの貸し出しから返却までの一連のプロセスが自動化され、NFTの貸し借りに伴うトラブルも防ぐことができます。 - ローテーション型レンタル & 自動返却システム
従来スカラーシップはNFTの貸し出し先が固定されやすく、またオーナーがスカラーを探す手間が発生していました。
本制度では、一定時間ごとにステーキングされたNFTが公平にレンタルされるローテーション方式を採用。
利用後は自動返却されるため、常に最適なNFT運用が可能になります。 - プレイヤーに負担をかけない成果徴収ゼロの仕組み
本スカラーシップでは、プレイヤー(スカラー)が得た報酬をオーナーに分配する従来の徴収モデルを廃止しました。
これにより、スカラーは労働的なプレッシャーを感じることなく、純粋にゲームを楽しむことができます。 - B2Bモデルによる安定したリターンの実現
本制度では、スカラーに負担をかけることなく、NFTオーナーが安定した収益を得られるB2B(ビジネス・トゥ・ビジネス)モデルが採用されております。

これにより、持続可能なエコシステムを形成し、長期的な利益の創出を目指します。
実装スケジュールと今後の展開
本スカラーシップ向けのシステムは、既に2024年12月から試験導入されており、2025年2月20日より本格的に開始されます。また、スカラーシップ用NFTはOTC(Over-the-Counter)取引によって販売されています。
今後一般販売向けNFTをステーキングするためのDapps準備が整い次第、改めて発表と一般販売を行う予定です。
これにより、より多くのユーザーがスカラーシップ制度を活用し、ゲーム体験を向上させることができます。
今後も持続可能な経済圏の構築を目指し、様々なアップデートが行われる予定です。
更に詳細な情報や、公式の発表についてはこちらからご確認ください。
元素騎士オンライン

「元素騎士オンライン」は、メタバース空間で繰り広げられる多人数参加型ロールプレイングゲーム(MMORPG)です。
2012年には台湾で「Game of the year金賞」を受賞し、累計800万ダウンロードを突破した人気タイトルの新作として、NFTやブロックチェーン技術を活用した経済圏を構築しています。
プレイヤーは、ゲーム内で手に入れたアイテムをNFTとしてウォレットに保存したり、NFTをゲーム内で使用することが可能です。