この記事を読んでいる人は、
- クローズドSNSについて知りたい
- クローズドSNSの開発方法や無料で作成できるツールを知りたい
- 代表的なクローズドSNSサービスを知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに向けて「クローズドSNSの開発方法や無料で作成できるツール、代表的なクローズドSNSサービス」などをお伝えしていきます。
クローズドSNSとは
クローズドSNSとは、ユーザー情報や会話などが他人に見られず、限定された人のみに共有できるSNSサービスです。
恋人や家族、昔からの友人などだけが利用できるSNSや、利用できるユーザーに上限を設けているSNSがあります。
クローズドSNSには実名を使わなくても利用できるサービスが多いため、本名を公開せずにプライバシーを守ることが可能です。
近年は、SNSが急速に普及し友達や上司の投稿に「いいね」や「コメント」をしなければいけない風潮がありSNS疲れと騒がれています。
そんな中でクローズドSNSは、仲の良い人とだけコミュニケーションが取れるため人気が上がってきているSNSです。
普通のSNSとの違い
クローズドSNSと普通のSNSとの違いは、投稿した内容が誰に見られるかの違いがあります。
例えば普通のSNSはLINEやTwitter、Facebookのように自分が投稿したコンテンツが世界中の人に公開されます。
しかし、クローズドSNSでは自分と特定の人しか参加して投稿内容を見ることができないため、第3者に見られることはありません。
このように自分の発信した内容が不特定多数の人に見られるか、限られたコミュニティーの中にいる人だけが見れるのかといった違いがあります。
無料でSNSを作成できるサービス3選
無料で簡単にSNSを作成できるサービスを3つ紹介します。
簡単SNS
簡単SNSとは、たった3分で自分のオリジナルSNSを作成することができるサービスです。
サービスは無料で利用することができ、SNSを作成するためのプログラミング知識がなくても開設することが可能です。
オンラインサロンや共通の趣味を持った人たちで集まるためのコミュニティといった様々な用途で利用することができます。
抹茶SNS
抹茶SNSとは、TwitterやFacebookのように普通のSNSを構築することができるサービスです。
チャットやファイル共有、グループ作成など無料で利用できる機能が様々あります。
グループや抹茶SNSへの参加は招待制となっているため、参加してほしい人だけを絞ってSNSを利用することができます。
OpenPNE
OpenPNEとは、自分が所有してるサーバーに設置したり無料でレンタルして利用したりすることができるサービスです。
ファンサイトや大学のサークル、社内連絡用など幅広い用途で活用されています。
誰でも参加できるオープン型のSNSから参加するための招待状を受け取った人しか参加することが出来ないクローズドSNSまで、利用状況に合わせたカスタマイズをすることができます。
クローズドSNSの開発・作成方法
クローズドSNSの開発や作成方法について紹介します。
0からアプリを独自開発する
クローズドSNSの作成方法は、0からアプリを独自開発する手段があります。
何もない状態からアプリを作るためには、プログラミングやサーバーに関する知識だけでなく、データベースに関する知識やノウハウも必要となってきます。
社内にアプリ開発の経験や知識がある方が必要となり、開発するための期間や費用もかかってきます。
完全オリジナルのアプリを独自開発するためには難易度はかなり高いため、アプリ開発に関する知見が十分ある企業や個人にはおすすめの作成方法です。
ツールやプラットフォームを利用して開発する
クローズドSNSを開発するために、ツールやプラットフォームを利用して開発する方法があります。
アプリ開発用のツールやプラットフォームであればテンプレートが用意されているため、プログラミングの知識がなくても簡単に作成することが可能です。
また、目的や用途に合わせたカスタマイズも行うことができます。
アプリ開発に関するプログラミング知識や経験がなくても、ツールやプラットフォームを活用することで誰でも簡単にアプリを作成することができます。
オープンソースソフトを活用する
クローズドSNS作成する方法として、オープンソースソフトを活用する方法が挙げられます。
オープンソースソフトとは、アプリやサービスを作成するためのソースコードを無料で閲覧することができ、改造、複製、再配布を誰でも自由に行うことができるソフトのことです。
オープンソースソフトには、公開されているソースコードのデータをカスタマイズしたり、不具合を自分で修正したりできるといったメリットがあります。
しかし、オープンソースソフトには、海外発信のコードが多く日本語に対応していなかったり、不具合が発生してもサポートがなかったりするといったデメリットもあります。
オープンソースソフトの長所と短所を理解した上で活用することで、効率的良くクローズドSNSを作成することができます。
代表的なクローズドSNSサービス5選
代表的なクローズドSNSサービスを5つ紹介します。
Zenly(ゼンリー)
Zenlyとは、自分がいる場所をGPSを活用して共有することができる位置情報共有アプリです。
世界中で利用されており友人や家族、恋人などと居場所を共有することで相手かどこにいるかすぐに分かり、待ち合わせなどに使用することができます。
自分と仲の良い特定の人を追加して位置を共有することができ、若者に大人気のアプリとなっています。
Pairy(ペアリー)
Pairyとは、恋人同士が思い出の写真やチャット、デートプランを共有することができるアプリです。
2人だけが利用できるアプリで、記念日のカウントダウンやカレンダーでデートの日程を共有することができます。
2人だけの空間で大切な思い出を見ながらお互いの関係性をより深めることができます。
wellnote(ウェルノート)
wellnoteとは、家族だけで思い出の動画や写真を共有することができるアプリです。
子供の成長過程を記録するための母子手帳機能や、子供の写真を利用して世界に1つだけのスタンプを作成できる機能などがあります。
スマートフォンを持っていない高齢の方も参加できるように、タブレットやパソコンでもWellnoteを利用することができます。
ココダヨ
ココダヨとは、大雨や地震が発生した際に災害警報と同時に自動でグループメンバーの位置を共有することができるアプリです。
メンバー同士の位置情報を共有するだけでなく、災害の際に避難所をナビゲーションで案内してくれる機能もあります。
さらに、災害時だけでなく日頃からグループ内にいる家族や恋人、友人と会話でき状況を把握することができます。
Between(ビトウィーン)
Betweenとは、大切な人との思い出を保存して共有することができる恋人専用のアプリです。
韓国発祥のアプリですがその後台湾やタイなど海外でも利用され、累計約2,000万ダウンロードを突破しています。
Betweenでは、デートプランや写真の共有はもちろん恋人専用のクローズドアプリで唯一の無料通話機能が搭載されており、2人だけの空間を楽しむことができます。
クローズドSNSの代表サービスや開発方法まとめ
この記事では「クローズドSNSの開発方法や無料で作成できるツール、代表的なクローズドSNSサービス」などについて解説してきました。
クローズドSNSを活用することで、特定の人とだけでコミュニケーションを行うことが可能です。
クローズドSNSの用途や目的を明確にして、自身に適した開発方法でSNSアプリやサービスを作成してみてはいかがでしょうか。