さくらのVPSとは?特徴や料金プラン、申し込み方法について解説

WEB さくらのVPS

この記事を読んでいるあなたは、

  • さくらのVPSとは何か知りたい
  • さくらのVPSの特徴を知りたい
  • さくらのVPSの料金プランを知りたい

上記のように考えているかもしれません。

この記事では「さくらのVPSの特徴や料金プラン、申し込み方法」などについてお伝えしていきます。

なお、おすすめのレンタルサーバーランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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さくらのVPSとは

さくらのVPS公式サイト

出典:https://vps.sakura.ad.jp/

さくらのVPSとは専用サーバーの自由度とクラウドの拡張性を持つ、複数台対応の仮想サーバーサービスです。

月額643円(税込)という安価な料金で、規模の大きいシステムにも対応している次世代ホスティングサービスを謳っています。

また、国内データセンターは2拠点で24時間365日監視、サポートも24時間体制となっているため、障害が起きた場合にも素早い対応が可能となり安心です。

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さくらのVPSの料金プラン

料金

さくらのVPSの料金プランについて解説していきます。

月額プラン

さくらのVPSの月額プランについて以下の表にまとめました。

容量月額CPUSSDおすすめな人の特徴
512MB643円~仮想1Core25GB軽い処理をする人
1G880円~仮想2Core50GBメールやwebなど軽いアプリケーションを使う人
2G1,738円~仮想3Core100GBアプリケーションを安定して立ち上げたい人
4G3,520円~仮想4Core200GB複数のアプリケーションを安定して使いたい人

年額プラン

さくらのVPSの年間プランについて以下の表にまとめました。

容量年額
512MB
  • 石狩:7,078円
  • 大阪:7,381円
  • 東京:7,683円
1G
  • 石狩:9,680円
  • 大阪:10,285円
  • 東京:10,890円
2G
  • 石狩:19,118円
  • 大阪:20,328円
  • 東京:21,538円
4G
  • 石狩:38,720円
  • 大阪:41,140円
  • 東京:43,560円

容量ごとのCPU、SSD、おすすめな人の特徴は月額プランと同様です。

さくらのVPSの特徴

特徴

さくらのVPSの特徴について解説していきます。

スタートアップスクリプト

スタートアップスクリプトとは、サーバーを新しく追加したり、OSを再インストールする際にパッケージのインストールや各種設定作業の自動化などをする機能です。

スタートアップスクリプトには、さくらのVPSが用意した「さくらインターネット公式スクリプト」と、自分で登録できる「マイスクリプト」の2通りがあります。

さらに「マイスクリプト」は自分で利用するだけでなく、他のユーザーが利用できるように公開してシェアすることも可能です。

スケールアップ

スケールアップとは、サーバーのスペックが足りなくなった際に、コントロールパネルからいつでも上位プランに変更できる機能です。

プランはそのままにしたい場合には、容量の大きいストレージへ変更可能な「ストレージ変更オプション」も選択できます

サーバーIPアドレスはプラン変更前のものを引き継ぎ可能のため、プラン変更後も以前と同じIPアドレスを利用でき便利です。

ローカルネットワーク

ローカルネットワークではサービス規模の拡張に合わせてスケールアウトが可能です。

webサービスの開始後にシステム拡張する場合は、新しいサーバーを追加し、コントロールパネルから設定するだけで可能なため簡単です。

また、各VPSには複数のネットワークインターフェースがあり、ひとつの会員IDでVPSを台数無制限に接続可能となっています。

さらにプラン毎に接続制限がないため、豊富な選択肢からサーバーの用途に合わせて構成できます。

コントロールパネル

コントロールパネルとは、サーバーの設定や一覧表示などの様々な操作・確認ができる機能です。

直感的に操作しやすいため、わざわざ項目を探したり検索する必要がなく手間がかかりません。

サーバーの再起動やOSの再インストールはボタンひとつで行うことができ、リソースの使用状況なども一目で確認できるため非常に使いやすいです。

OSラインアップ

OSラインアップには、以下のようなメジャーなOSがあります。

  • CentOS
  • Ubuntu
  • FreeBSD
  • Debian7
  • Debian8
  • Fedora19

また、標準OSはコントロールパネルからすでに設定された構成で再インストール可能なOSで、ウェブサーバー、POP3サーバー、DNSサーバーなどのソフトウェアは利用目的に合わせて選ぶ必要があります。

カスタムOSは好きなOSをコントロールパネルからインストール可能で、運用スキルや知識をある程度持っている人向けとなっています。

ISOイメージは、既にあるディストリビューション公式ISOイメージ一覧から選択してOSのインストールをすることが可能で、自分で用意したISOイメージをアップロード、インストールすることもできます。

パケットフィルター機能

パケットフィルター機能とは、現在契約中のVPSに対して通信制限をかけることができる機能です。

選択可能なポート(80や443)を「有効」または「無効」にすることで、外部からの着信パケットに対して通信制限を設定できます。

これにより、サーバー内で行う必要があった設定を、コントロールパネルから簡単に行うことができます。

SSDプランが豊富

さくらのVPSはSSDプランが豊富で、初期費用無料で標準でも全プランにSSDが搭載されています。

大容量ストレージへの変更も可能で、オプション料金550円~で月額はそのままに容量だけ永続的に増やすことができます

また、追加ストレージはVPS外部に追加ストレージを設けるオプションで、複数サーバーからローカルネットワーク経由で接続可能となっています。

運用体制が安心

さくらのVPSは運用体制が安心で、専門の技術者が24時間365日、サーバー状況を監視しています。

VPSを構築しているデータセンターが石狩(北海道)と東京の2拠点となっていて、万が一障害やトラブルが起きた場合も迅速に対応してくれるため安心です。

問い合わせ窓口は電話、メール、コールバック予約、チャットなどがあり、状況に応じて選択することができ安心です。

ハイブリッド接続

ハイブリッド接続とは、異なるサービスやゾーン間をネットワークで接続するサービスです。

ビジネスシーンの変化や成長で拡張性、コスパ、可用性といったシステムへの要求は随時変化しているため、それに合わせてサーバーもバージョンアップする必要があります。

ハイブリッド接続は物理サーバーや仮想サーバー、それぞれのメリットを活かして柔軟性のある高品質なシステムを手頃な料金で実現します。

追加ストレージ

追加ストレージとは、VPSにストレージを追加できるサービスです。

コントロールパネルから自分のローカルネットワーク内に追加ストレージを作成できるため、手軽に容量を増やすことができます。

利用するには「スイッチ」の作成が必要となりますが、サーバーのストレージ容量不足や大容量ストレージが必要な時にも悩まずに済みます。

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さくらのVPSの申し込み方法

申し込み

さくらのVPSの申し込み方法は以下の通りです。

  1. プランを選択する
  2. 申し込み手続きをする
  3. 本登録と支払いをする

まず、公式サイトの「お申し込みはこちら」をクリックして、プランを選択します。

石狩、東京、大阪からゾーンを選び、料金プランとストレージ変更オプションを選択します。

次に、会員IDを取得し、サーバー設定、支払い方法の選択、電話番号認証で申し込みを完了します。

お試し期間を利用する場合には期間終了後に本登録となり、クレジットカード払いのみ利用可能です。

その他の支払い方法を選択している場合は、支払い確認後に利用開始となります。

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そもそもVPSとは

VPS

VPSとはVirtual Private Serverの略で、直訳すると仮想専用サーバーとなります

簡単にいうと、VPSは仮想化されたサーバー環境を提供するサービスです。

実際に存在するサーバーにインストールされたOSにユーザー毎に仮想サーバーを割り振ることで、その仮想サーバーを利用することができます。

そして、その仮想サーバーにそれぞれOSがインストールされていて管理者権限も付随するため、好きなOSやアプリをインストールすることができます。

VPSを利用するメリット

メリット

VPSを利用するメリットについて解説していきます。

リーズナブルに利用できる

VPSは、リーズナブルに利用することができます

レンタルサーバーは安くても月額1,000円程で、さらにオプションなどで追加料金も必要となります。

一方VPSは、さくらのVPSの場合は月額643円(税込)~とリーズナブルで、スケールアップやストレージも安価で追加でき、OSも好きなものを選べます。

性能や機能、操作性はレンタルサーバーと遜色ないためコスパに優れたサービスでしょう。

管理者権限がある

VPSは、管理者権限があります

VPSはそれぞれのサーバーに各々管理者権限があるため、ホストサーバーのOSに縛られず自由にサーバーをカスタム、インストールすることができます。

管理者権限がないとホストに許可をもらったり依頼が必要など面倒が多いですが、利用目的に合わせて都度サーバーを設定できるため使いやすいサービスでしょう。

他ユーザーからの影響を受けづらい

VPSは、他ユーザーからの影響を受けづらいです

VPSはサーバー1台に対して仮想サーバーが各ユーザーに振り分けられていて、それぞれのサーバーで容量やメモリといったスペックが決まっています。

そのため、他のユーザーの使用負荷が大きくても、自分のサーバーが使いにくくなる程の影響は出ないため快適に利用できます

サーバーに関するスキルや知識を付けられる

VPSは、サーバーに関するスキルや知識を付けられます

VPSでサーバー構成やシステム構築などの経験を積んでいくことで、サーバーについての知識を自然と深めることができます。

サーバー運用の知識やスキルを身に付けることができ、メンテナンスやセキュリティ対応など自分でできるようになるため有意義に利用できます。

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VPSのデメリット

デメリット

VPSのデメリットは、使う上で知識やスキルが必要となることです。

レンタルサーバーは運営企業によってサポートが受けられたり、難しい設定も始めからやってくれるなどそれほど知識がなくても使える場合が多いです。

一方、VPSはサーバーを構築し、時々メンテナンスを行い、その上セキュリティのアップデートなど、自分でやらなければならないことがたくさんあります

そのため、使う前にある程度の知識やスキルが必要となります。

利用を考えている人は、知識やスキルを身につけてから利用するようにしましょう。

VPSとレンタルサーバーの違い

違い

VPSとレンタルサーバーの違いは、サーバーを1台丸々借りているかどうかです。

レンタルサーバーとは、1台のサーバーをユーザー専用として貸し出すサービスです。

そのため、サーバーは自分専用となり、他のユーザーを気にすることなく自由に使うことができる反面、料金はやや高くなります。

一方、VPSは1台のサーバー内に複数のユーザーが存在しており、ユーザー毎に割り当てられたメモリやCPUを利用するサービスです。

そのため、リソースの消費量によっては同一サーバー内の他のユーザーに影響を及ぼすこと、反対に影響を受ける可能性があります。

さくらのVPSに関してよくある質問

質問

さくらのVPSに関してよくある質問について解説していきます。

さくらのVPSにバックアップ機能はある?

さくらのVPSにバックアップ機能はありません

そのため、サーバーが壊れた場合にデータが復旧できません。

それだと困るという人は、データをローカルPCや外部ストレージに保存するか、ミラーリングする方法があります。

VPSは同一ゾーン内で複数構成が可能なため、データのあるサーバーとは別にサーバーを構築し、データを共有しましょう。

さくらのVPSでプランの変更はできる?

さくらのVPSでプランの変更は可能です

ただし、スケールアップ時のみ変更可能で、スケールダウンの変更できないため、契約時にはよく確認する必要があります。

容量を大きくしたい場合にはいつでもプラン変更可能なため、契約時には容量小さめのプランで契約しておき、容量が足りなければ後から変更するのがおすすめです。

さくらのVPSに障害はある?

さくらのVPSに障害はあります

過去の障害情報について見てみると、毎月さくらのVPSの一部IPアドレスで繋がりにくい状態や操作不具合が起きています。

公式サイトの「メンテナンス・障害情報」から障害の有無について知ることができ、これまでの障害についても一覧で確認可能となっているため、トラブルが起きた場合は確認してみましょう。

さくらのVPSのログイン時に必要な情報は?

さくらのVPSのログイン時に必要な情報には以下の二つがあります。

  • さくらの会員ID
  • サーバーのIPアドレス

会員IDがない場合には新規会員登録から取得可能です。

さくらの会員IDでログインした場合、契約している全てのサーバーの操作・設定ができ、IPアドレスでログインの場合は、対象のサーバーのみ操作・設定可能となっています。

さくらのVPSの特徴や料金プランまとめ

まとめ

この記事では「さくらのVPSの特徴や料金プラン、申し込み方法」などについてお伝えしてきました。

さくらのVPSは仮想専用サーバーを提供しているサービスで、安価な料金で幅広いサービス・機能が利用可能です。

OSの種類が豊富、上位プランへの変更が随時可能なことなどメリットが多く、監視・サポート体制もしっかりしているため安心して利用できます。

申し込み方法についても紹介しているため、この記事を参考にしてさくらのVPSを利用してみてはいかがでしょうか。

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