この記事を読んでいるあなたは、
- リクルートダイレクトスカウトの特徴や評判について知りたい
- リクルートダイレクトスカウトの仕組みやメリット・デメリットが知りたい
- リクルートダイレクトスカウトへの登録方法や利用しているとバレるのか知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに「リクルートダイレクトスカウトの特徴や評判、サービスの仕組みやメリット・デメリット、登録方法」などを紹介します。
【2023年】失敗しない定番の転職エージェントはこれ!
エージェント名 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
ビズリーチ |
| ビズリーチ公式 |
doda |
| doda公式 |
マイナビエージェント |
| マイナビエージェント公式 |
リクルートダイレクトスカウトとは
出典:https://directscout.recruit.co.jp/
リクルートダイレクトスカウトとは、株式会社リクルートが運営している「ハイクラス転職」「高収入・高待遇な求人」をコンセプトとした転職サイトです。
一般的な転職サイトなどとは違い、利用者側が求人に応募をするのではなくヘッドハンターや企業が直接スカウトしてくるというのが最大の特徴となっています。
楽天やIBMといった大手企業の求人も多く掲載されており、自身のスキルを生かしてより上のキャリアを作りたい人や、現状からステップアップをしたい人向けの転職サイトです。
リクルートダイレクトスカウトの仕組み
リクルートダイレクトスカウトは、専属のヘッドハンターが求職者にスカウトを送るという仕組みになっています。
登録時に作成したレジュメをヘッドハンターが確認し、それに対してマッチするような求人をスカウトという形で送ってくれるため、求職者は自発的に行動しなくても転職活動を行えるのが最大のメリットです。
実際に企業と面接になる時までは匿名で転職活動を行える事も、周囲に転職活動をしている事を知られたくない、という場合でも利用できるメリットとなります。
レジュメをしっかりと作成し充実させる事で、ヘッドハンター側も企業からの求人を提案しやすくなるため、登録時にしっかりと情報を記載しておく事が大切です。
リクルートダイレクトスカウトの基本情報
リクルートダイレクトスカウトの基本情報は以下の通りです。
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
求人数 | 約180,000件 |
対応サービス |
|
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | リクルートダイレクトスカウト公式HP |
リクルートダイレクトスカウトの特徴
リクルートダイレクトスカウトの特徴を解説します。
リクルート運営のヘッドハンター型転職サービス
リクルートダイレクトスカウトはヘッドハンター型と呼ばれるの転職サービスです。
各業種に精通している「ヘッドハンター(コンサルタント)」が、登録した人の経歴やスキルに合わせてマッチした企業の求人を紹介してくれる、というシステムになっています。
通常とは違い求人を自分で探して応募するという手間がなく、スカウトが届くのを待つという方式で転職活動を行う事ができるため、時間的な余裕が中々取れないという人にもおすすめです。
ヘッドハンターも約3,000名が登録している中から、利用者側が選んで担当してもらう事も出来る他、企業から直接スカウトメールが送られてくる事もある、という特徴があります。
当然スカウトメールが届いたからといって必ず応募しなければいけない、というわけではないため、自身にどういった市場価値があるのかを確認する事もできます。
高収入や好条件の求人を多く揃えている
リクルートダイレクトスカウトでは、高収入・好条件の求人が揃っています。
年収800万円から2,000万円といった高収入な求人や好条件の求人を揃えている事もウリにしており、全体の割合で見れば実際に年収1,000万円を超えた求人の方が多い、というような特徴もあります。
一般的な求人情報誌、転職サイトには掲載されないようないわゆる非公開求人なども多いため、キャリアアップや年収アップを目的とした人には有用な情報が揃っています。
ただし、その分求められるスキルや経歴は敷居の高い物が多く、どちらかといえばある程度以上経歴のある、30代後半から40代以降の人向けという印象の強いサービスとなっています。
サービス利用料金は全て無料
リクルートダイレクトスカウトではサービスを利用する際、料金は一切かかりません。
こういった転職関連のサイトでは有料登録を行わないと好条件な求人へは応募できない、という制限が掛かっている事も珍しくありませんが、リクルートダイレクトスカウトは完全無料で利用する事が可能です。
仲介手数料や年会費、登録料など一切かからないため、転職を真剣に考えている人はもちろん、条件が良ければ転職を考えている、といった人でも気軽に登録して問題はないでしょう。
ハイクラス転職に特化している
リクルートダイレクトスカウトの最大の特徴は「ハイクラス」な転職」に特化している事です。
いわゆる一般的な転職・求人とは違い「専門性が高い技能を求められる職業」や「管理職など経営に近い職種」などの事を指して「ハイクラス転職」と呼びます。
リクルートダイレクトスカウトはこういった内容の求人も多いため、必然的に高待遇・高収入な求人が多く集まる、というのが最大の特徴となっています。
ただし、同時に利用者側に求められるスキルなども高いものとなるため、一般的な転職サイトと比べて敷居が高くなってしまうという点には注意が必要です。
リクルートダイレクトスカウトのメリット
リクルートダイレクトスカウトを利用する際のメリットを紹介します。
年収アップやキャリアアップができる
転職の際に年収やキャリアを上げる事が出来る可能性があります。
元々ハイクラスな転職、という所に焦点を当てた転職サイトであるため、転職前より年収が上がった、より良いキャリアを形成する事が出来た、という声も多くあるようです。
現状の職場での待遇や年収に不満を持っている、という人は登録してキャリアアップを目指してみる、というのも選択肢の一つとなるでしょう。
ただし、高待遇な職場や業種はその分だけ求められるスキルなどの敷居が高くなる場合も多く、元々利用する人にある程度以上の経歴がある事が前提となる場合も少なくありません。
ヘッドハンター型で優良求人を探しやすい
一般的な転職サイトなどとは違い、高待遇などの優良求人が多いのも特徴です。
普通転職などを考える際には転職サイト・求人サイトを閲覧し、その求人に応募するという形が主となりますが、リクルートダイレクトスカウトでは登録した情報を参照してスカウトが届くようになっています。
4,000人以上のヘッドハンターがスカウトを提案してくれる他、企業が直接スカウトメールを送ってきてくれる場合もあり、転職の際の手間を減らすことも可能なのが大きなメリットになります。
スカウトを待つだけではなく、ここでしか掲載されていないような求人を自分で探す事も出来るため、アクティブに活動したい人にもおすすめできるサイトです。
優秀なコンサルタントと面談が可能
各コンサルタントとの面談も可能なのが、リクルートダイレクトスカウトの特徴です。
担当してくれるヘッドハンターを自身で選んで利用する事も可能であるため、面談時などに「この人とは話が合わない」といったミスマッチを防ぐ事も可能です。
レジュメを登録しておくと各コンサルタントから連絡が来る事もあるため、複数人のヘッドハンターと面談し、一番相性が良さそうな人を選んでみるのも良いでしょう。
こちらの面談も当然無料で行えるので、求人を探すよりも先にコンサルタントとの面談を何度かしてみて、転職活動の下地づくりに力を入れてみるのもおすすめです。
リクルートダイレクトスカウトのデメリット
リクルートダイレクトスカウトを利用する際のデメリットを紹介します。
すぐに転職できるわけではない
リクルートダイレクトスカウトでは、すぐに転職するのは難しい側面があります。
元々各ヘッドハンター(コンサルタント)から提案された求人などに応募する、という形式が主となるため、情報収集なども含めて時間が掛かってしまうパターンが多くなります。
良くも悪くも「コンサルタントが情報を収集し、スカウトを待つ」という状態になりやすいため、スムーズに転職に漕ぎ着けられるかは多少運が絡む事もになってしまいます。
現状に不満がありともかく早く職を変えたい、といった考えの元で転職活動をしている人には向かないサイトになっている事は覚えておいた方が良いでしょう。
経歴がないとスカウトが見つかりにくい場合がある
経歴の有無によってスカウトされ辛い、というデメリットも存在します。
ハイクラスな求人をウリにしているという特徴はメリットでもありますが、同時に「未経験者でも歓迎」のような求人は当然少なくなり、経歴がない人にはスカウトが届かない事もあります。
また登録する際に自分の経歴を登録するわけですが、年収の項目は「600万以上」からが最低ラインとなっているため、現職の年収がこれに届いていない場合スカウト自体が難しくなる可能性があります。
ハイクラス・ハイキャリアをウリとしている事はメリットでもありますが、同時にデメリットにもなっているため、利用の際には注意が必要です。
転職を支援するサービスは行っていない
リクルートダイレクトスカウトでは、残念なが転職支援サービスはありません。
プロのヘッドハンターが求人などを紹介してくれたり、あるいは企業からのスカウトメールこそ送られてくる物の、それに付随してサポートをしてくれるといった事はありません。
企業への面接対策や応募書類の添削、といった一般的な転職支援サポートは行ってくれないため、この辺りは全て利用者自身が行う必要があるのは注意点となるでしょう。
経歴やスキルが十分であったとしても、転職の経験が少ない人はリクルートダイレクトスカウトの利用に合わせてしっかりと下調べや準備を行う必要があります。
リクルートダイレクトスカウトの評判・口コミ
リクルートダイレクトスカウトの評判を紹介します。
良い評判
リクルートダイレクトスカウトの良い評判には、
- 年収800万~2,000万の高収入求人が狙える
- 担当コンサルタントを自分で選べる
- 続々と求人が届く
- 実際に年収が100万円以上増えた
といった評判がみられました。
ハイクラスな転職をウリにしているだけの事はあり、一般的には公開されない「非公開求人」も含めて、非常に高収入・高待遇な求人が多いことに驚く人も多いようです。
また複数のコンサルタントの中から自分に合った人を探せる、という点も良い評判が多く、転職活動時にコンサルタントと話が合わないといった状況を防ぐ事も出来ます。
登録などを済ませて待っているだけでも求人が届く、という点も評価している人が多く、転職活動に時間を中々割けない忙しい人でも問題なく利用できるというのが大きな利点となっています。
悪い評判
リクルートダイレクトスカウトの悪い評判には、
- 地方などで偏りがある
- 求人数自体はあまり多くない
- 求めていない求人まで届く
といった評判がみられました。
元々高待遇な求人などを多く取り扱っている物の、いわゆる幹部クラスであったり、専門性の高いスキルを持つ人であったりと要求されるハードル自体が高いため一般的な転職サイトと比べて求人数は少なくなりがちなようです。
また、高収入・高待遇という条件での求人を多く扱っている反面、地方などでは中々マッチングする求人が見つからない、といった声も散見されました。
リクルートダイレクトスカウトは利用してるとバレる?
結論、リクルートダイレクトスカウトを利用していても会社にバレることはありません。
基本的に企業に対して送られる情報は匿名であるのに加え、実際に勤務している現在の会社にリサーチなどが行われる、という事はありませんので安心して利用できます。
ただし、リクルートダイレクトスカウトに現在勤務している会社が登録している場合にはバレてしまうリスクが存在する、という少々変わったケースも存在します。
「企業ブロック設定」などを利用して現在勤めている会社などをブロックする設定にしておけば、登録する事でバレるといった事は防ぐ事が出来ます。
仮にバレたとしても、基本的に転職は個人の自由であると考える採用担当者は多く、実際の社内評価には影響はない、というケースがほとんどになるようです。
リクルートダイレクトスカウトで失敗しないためのポイント
リクルートダイレクトスカウトで失敗しないためのポイントを紹介します。
企業が求める人材とマッチしているか
企業が求める人材と利用者側がマッチしているかどうかは非常に重要です。
ハイクラスな転職、高収入・高待遇な転職をウリにしているため、企業側が求める人材も必然的に優秀なスキルを持つ人、優秀な経歴を持つ人、つまり「即戦力に成り得る人」を探しているパターンが多くなります。
「経験ありの業界」もしくは「比較的近いスキル・経歴の持ち主」という方向性で人材を探しているケースが多くなるため、これとマッチしているかどうかもかなり重要となります。
未経験で全く違う業界に飛び込んでみたい、といったような方向性で転職を考えている人には、残念ながらあまり向かない事が多くなるという事は覚えておきましょう。
転職のための準備や対策を行う
スカウトが来た後に、面接や応募書類などに不備がないか準備をする事も大切です。
求人を探すという手間こそ省けますが、リクルートダイレクトスカウトには転職支援サービスが存在しないため、面接対策や書類の添削などは別途で準備をしておく必要があります。
せっかく元の職歴やスキル的な面では合致しているのに、実際の面接等で良い印象を与えられなかったがために転職に結びつかない、といった事もありえる話です。
不安なようであれば、リクルートダイレクトスカウト以外の転職支援サービスなども合わせて利用し、しっかりと対策や下準備をしておくのが良いでしょう。
実績やスキルなどをアピールする
失敗しないためには、スキルや実績をしっかりとアピールする事も重要です。
ヘッドハンターや企業からスカウトが来る、という都合上当然利用者側は「どういう経歴のある人なのか」「どういう事が出来る人なのか」という点を見られる事になります。
そのため、自分が仕事に活かせるスキルを持っているならしっかりとそれをアピールし、職務経歴などもしっかりと充実させた状態にする事が重要です。
簡単な自己紹介プロフィールのようなものだけを書いても意味がないため、コンサルタントなどと相談しながらしっかりとレジュメを制作しておきましょう。
リクルートダイレクトスカウトの登録・利用方法
リクルートダイレクトスカウトへの登録やログイン方法について解説します。
1.公式サイトにアクセスします
まずリクルートダイレクトスカウト公式サイトにアクセスします。
2.会員登録を行う
公式サイトにアクセスしたら、サイト右側から新規登録ボタンを押します。
メールアドレスの入力、及びID・パスワードの設定を求められるので、忘れないようにメモを取るなどしながら設定を行っておきましょう。
登録したメールアドレスに登録認証用のURLが記載されたメールが届くので、24時間以内にURLをクリックして登録を完了してください。
3.必要事項を記入する
登録認証が済んだらしたら、今度は会員情報として必要な項目を記入します。
会員登録時に必要な情報は
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 都道府県
- 直近の年収
- 直近の業種・職種
となっています、年収と職種は選択方式になっていますので、間違えないように選んでください。
4.レジュメを登録する
次のステップとして、学歴などを含めたレジュメを作成する必要があります。
学歴や語学関連の情報の他、その他資格や職務経歴などもこの段階で登録しておく必要があります、必須項目となる部分以外も出来るだけで埋めておく方が良いでしょう。
また非公開情報にはなりますが電話番号などの入力も求められ、面談時の連絡などに利用されるので携帯電話など常に連絡が取れる電話番号などを入力する必要があります。
5.スカウトが来るのを待つ
レジュメなどの作成が終わったら、後はスカウトが来るのを待つだけです。
事前にヘッドハンターを探しておくのも良いですし、求人を自分で探してみるのも良いですが、基本的にはスカウトメールを待つのがメインとなります。
あとは実際にスカウトメールから企業へ応募してみたり、ヘッドハンターとの面談で相談をしてみたりなど転職に向けてのアクションを起こす事が重要です。
リクルートダイレクトスカウトに関してよくある質問
リクルートダイレクトスカウトに関するよくある質問に答えていきます。
リクルートダイレクトスカウトを利用すると費用がかかる?
リクルートダイレクトスカウトを利用する際に費用は一切掛かりません。
登録はもちろん、企業への応募やコンサルタントとの面談なども全て無料なので、とりあえず登録して様子を見る、といった気軽な使い方をする事も可能です。
リクルートダイレクトスカウトのアプリを教えてください。
リクルートダイレクトスカウトには、公式のスマホアプリは存在していません。
スマホのブラウザ上から公式サイトにアクセスする事で、スマホから利用する事自体は可能ですが、利便性などの問題からPCで利用する方がおすすめです。
普段の利用はPCで、スカウトメールの確認などはスマホでという使い方も出来るので、自分が使いやすい環境で利用するようにすればPCでもスマホでも問題なく利用する事が出来るでしょう。
リクルートダイレクトスカウトへのログイン方法は?
リクルートダイレクトスカウトにログインする際は公式サイトにまずアクセスしてください。
公式サイト右上に「ログイン」と表記されたボタンがありますので、そちらを押して登録時のメールアドレスやパスワードを入力する事でログインする事ができます。
リクルートダイレクトスカウトは20代でも利用できる?
リクルートダイレクトスカウトは20代でも利用する事が可能です。
利用・登録などに年齢制限などはないため、例え20代であっても利用する事ができ、経歴やスキルが見合ってさえいればスカウトメールから転職に繋げる事も出来るでしょう。
ただし、ハイクラス・高収入な求人を取り扱っている関係上、スキル的な面や経歴的な部分から、ある程度年齢を重ねている事が前提となるケースも多くなります。
利用する事自体には問題はありませんが、余程高いスキルや優秀な経歴を持った人でない限りは20代での活用は少々難しいサイトとなっています。
リクルートダイレクトスカウトの特徴や評判まとめ
この記事では「リクルートダイレクトスカウトの特徴や評判、サービスの仕組みやメリット・デメリット、登録方法」などを紹介してきました。
リクルートダイレクトスカウトは、高収入・高待遇などの求人が多く見つかる代わりに、利用者側に求められるハードルもそれなりに高めである、という事がわかりました。
スカウトメールが届くのを待つという形式上、スピーディに転職活動をするのには向いていないという側面もあるので、他の転職サイトなども合わせて利用していくのがおすすめです。