「ミラーレス一眼を安く買うにはどうしたらいいのかな……」
と思っている方。
ミラーレス一眼は、近ごろ若い人を中心に人気を集めています。本格的な写真撮影ができるだけでなく、持ち運びもしやすいのがミラーレス一眼の魅力です。
とはいえ、どんなに安いものでも数万円はするミラーレス一眼。自分に合ったミラーレス一眼をできるだけ安く手に入れたいですよね。
そこでこの記事では、
- ミラーレス一眼を安く買う際の「型落ち」と「中古」の違い
- ミラーレス一眼の最安値で買うには?安い時期やキャンペーンについて解説
- 徹底比較!安くて高性能なミラーレス一眼のおすすめランキング10選
など安くミラーレス一眼を買うにはどうすればいいかをお伝えします。
「カメラのことは正直よくわからない」という方でも、安心して選べるように1つずつ解説していきますのでご安心を。
まずはこの記事で、自分に合った最安値のミラーレス一眼を見つけましょう!
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- 1 ミラーレス一眼と一眼レフの違いや特徴について
- 2 絶対に失敗しないミラーレス一眼の選び方5つのポイント
- 3 ミラーレス一眼の主要メーカー5社を徹底比較
- 4 ミラーレス一眼を安く買うのに「型落ち」と「中古」はどちらがおすすめ?
- 5 ミラーレス一眼の最安値で買うには?安い時期やキャンペーンについて解説
- 6 徹底比較!安くて高性能なミラーレス一眼のおすすめランキング10選
- 6.1 圧倒的な軽さと使いやすさ「パナソニック ルミックス GF9 ダブルズームレンズキット 」
- 6.2 “最後のニコワン”として人気が急上昇「ニコン Nikon1 J5 ダブルレンズキット」
- 6.3 カメラ女子にも人気の「オリンパス PEN E-PL8 EZダブルズームキット」
- 6.4 ソニーミラーレスの代名詞「ソニー α6000 パワーズームレンズキット」
- 6.5 エントリーモデルで最高クラスの手ブレ補正「オリンパス OM-D E-M10 MarkII EZダブルズームキット」
- 6.6 コンパクトなボディに上位機種と同等の高画質を実現「キャノン EOS M100 レンズキット 」
- 6.7 人気PENシリーズの現行機種「オリンパス PEN E-PL9 ダブルズームキット 」
- 6.8 キャノンが総力をあげてミラーレスに挑戦した1台「キャノン EOS Kiss M ダブルズームキット」
- 6.9 5軸手ブレ補正と小型軽量設計が秀逸「オリンパス OM-D E-M10 MarkIII ボディー」
- 6.10 人物撮影に強くレトロデザインも魅力「フジフィルム X-A5レンズキット」
- 7 とにかく安さにこだわりたい!5万円以下のミラーレス一眼おすすめランキング5選
- 8 初心者の方はレンタルもオススメ
ミラーレス一眼と一眼レフの違いや特徴について
デジタル一眼のカメラを買おうとするとき、まず誰でも「ミラーレス一眼」と「一眼レフ」の2つで迷うと思います。
見た目もそれほど変わりませんし、正直どこがどう違うのかわかりにくいですよね。
2つのカメラの違いは大きく、
- カメラのサイズの違い
- 撮影にミラーを使用するかしないかの違い
- 得意とする撮影スタイルの違い
の3つです。
それぞれのカメラに良さがありますので、それらを比べたうえで自分に合うほうを選べば問題ありません。
それではミラーレス一眼と一眼レフの特徴を見ていきましょう!
ミラーレス一眼の特徴
ミラーレス一眼の特徴は、
- サイズは一眼レフより小さく、コンデジより大きい
- 撮影にはミラーを使わず「電子ファインダー」を使用する
- 持ち運びしやすいので日常使いの撮影に向いている
です。
1つずつ見ていきますね。
特徴1. サイズは一眼レフより小さく、コンデジより大きい
ミラーレス一眼のサイズは、一眼レフより小さく、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)より大きいです。
一眼レフがおおむね500g以上するのに対し、ミラーレス一眼は300~400gでおさまります。この100gの差が意外に大きく、本体の厚みなどにも影響するので、ミラーレス一眼はポケットに入るものもあるほどです。
サイズに関しては、
一眼レフ > ミラーレス一眼 >> コンデジ
と覚えておきましょう!
特徴2. 撮影にはミラーを使わず「電子ファインダー」を使用する
ミラーレス一眼の機能的な大きな特徴の1つが、撮影にミラーを使わず「電子ファインダー」を使用する点です。
まず一眼レフカメラの撮影の仕組みを説明しますと、カメラの中に鏡(ミラー)が入っており、そこに被写体を反射させて画像を取り込み、撮影します。
一方、ミラーレス一眼はその名の通り「ミラーを無くした」カメラなので、ミラーを使用しません。代わりに「電子ファインダー」と呼ばれる、画像を電子信号に変換して映し出す仕組みを採用しています。
カメラ本体の中からミラーを無くしたことで、小型化を実現しました。
特徴3. 持ち運びしやすいので日常使いの撮影に向いている
ミラーレス一眼は軽量化が図られているため、持ち運びが便利で日常使いの撮影に向いています。
またデザインもスタイリッシュなものが多く、街なかで手にしていても違和感がありません。
ふだんの生活の中でふとした瞬間をキレイに切り取りたい、そんな使い方にぴったりのカメラです。
[box class=”box29″ title=”ミラーレス一眼がおすすめな人”] [list class=”li-check li-mainbdr main-c-before”]- 日常の中でふだん使いをしたい
- 持ち運びしやすいカメラがいい
- 被写体をファインダーで直接見ることにこだわらない(電子ファインダーでOK)
一眼レフの特徴
一眼レフの特徴は、
- サイズはミラーレス一眼より大きい
- 撮影には鏡を使った「光学ファインダー」を使用する
- 動く被写体に強く、本格的な撮影に向いている
です。
特徴1. サイズはミラーレス一眼より大きい
一眼レフのサイズはミラーレス一眼よりもひと回り大きく、「これぞ一眼カメラ」といった重厚感があります。
たしかに重さは増しますが、それに比例して安定感も増すので、よりクオリティの高い写真を撮ることが可能です。高機能で高額のカメラになればなるほど、サイズや重さが大きくなる傾向があります。
まずポケットには入らないため、持ち運び用のバッグは必須です。
特徴2. 撮影には鏡を使った「光学ファインダー」を使用する
一眼レフの撮影には鏡(ミラー)を使用した「光学ファインダー」を使用します。
光学ファインダーは、カメラの中に入った鏡(ミラー)が被写体を取り込み、それを反射させたものをファインダーで見ながら撮影する仕組みです。
カメラ本体の中の鏡は、設置にある程度のスペースを必要とします。そのため、一眼レフのサイズは大きくなりがちです。
特徴3. 動く被写体に強く、本格的な撮影に向いている
一眼レフはミラーレス一眼と異なり、被写体をダイレクトに見ながら撮影することができます。
そのため動きのある被写体も捉えやすく、動物やスポーツなど、シャッターチャンスが極めて短い撮影にも強いです。
ファインダー越しに見る被写体は、加工されていないそのままの様子を捉えているため、「自分の目で現物を見ながら撮影したい」というカメラマンのニーズに応えることができます。プロのカメラマンの多くが一眼レフを選ぶのは、そこに理由があるようです。
[box class=”box29″ title=”ミラーレス一眼がおすすめな人”] [list class=”li-check li-mainbdr main-c-before”]- サイズや重さはあまり気にしない
- 被写体をダイレクトに見ながら撮影したい
- 一眼カメラらしい本格的なフォルムや重厚感を味わいたい
絶対に失敗しないミラーレス一眼の選び方5つのポイント
ここでは、ミラーレス一眼を選ぶ際のポイントについて
- センサーサイズの大きさ
- 対応レンズの充実度
- Wi-Fi機能の有無
- 手ブレ補正機能&ISO感度
- メーカー
の5つをご紹介します。
小難しいカメラの機能の中でも「最低限ここだけは押さえておきたい」というポイントにまとめましたので、ぜひご確認ください!
ポイント1. センサーサイズの大きさ
1つ目のポイントが、センサーサイズの大きさです。
センサーサイズとは、カメラの中にある「画像を取り込むセンサーの大きさ」を指します。デジタル一眼はセンサー性能によって画質を左右されるため、きれいな写真にこだわる場合は要チェックポイントです。
センサーサイズの種類は、スマホなどに使用されている小さいものから、プロ仕様のカメラに使われるフルサイズまで5つ。
- 1/3.2型:スマホなどに使用
- 1/1.7型:一般的なコンデジに使用
- 1型:高性能コンデジに使用
- APS-C:一般的な一眼レフ、ミラーレス一眼に使用
- フルサイズ:プロ向けのカメラに使用
ミラーレス一眼を買うのであれば、ほぼ「APS-C」か「フルサイズ」の2択になります。画質にこだわる場合はフルサイズを選びましょう。
ポイント2. 対応レンズの充実度
2つ目のポイントが、対応レンズの充実度です。
カメラのレンズにはいくつも種類があり、
- 遠くの被写体をとらえるのに向いているレンズ
- 被写体をボカすのに強いレンズ
- 明るさを上げてくれるレンズ
など、必要なシーンに合わせて使い分けることができます。撮影シーンごとにレンズを選ぶことはカメラの醍醐味でもあり、使えるレンズが充実していることは大切です。
ちなみに一眼カメラのレンズには「マウント(規格)」があり、マウントが一緒のカメラとレンズの組み合わせでなければ使うことができません。
さらに同じメーカー内であっても、マウントの種類がいくつかあるので、メーカーが一緒なら安心というわけでもないのです。(ややこしい!)
ということで、カメラを選ぶ際は、同時に対応するレンズの充実度も重視します。基本的には大手メーカーを選んでおけば問題はありません。
ミラーレス一眼であれば、「ソニー」「キャノン」「オリンパス」「パナソニック」。一眼レフであれば「キャノン」「ニコン」あたりを選ぶのがおすすめです。
ポイント3. Wi-Fi機能の有無
3つ目のポイントが、Wi-Fi機能の有無です。
Wi-Fi機能とは、カメラで撮った写真のデータをWi-Fiで転送できる機能を指します。これは近年出てきた機能で、従来であればカメラ本体とパソコンをつないでデータを移すか、メモリーカードを抜いてパソコンへデータを読み込む方法しかありませんでした。
しかしこの機能があれば、カメラ本体の操作のみ、もしくは撮ったそばから自動でデータを送ることが可能です。特にふだん使いするミラーレス一眼であれば、なおさらこの機能は重要かと思います。
この機能のメリットは大きく3つです。
- 撮った写真をSNSにすぐアップロードできる
- 写真のバックアップがサクッとでき、メモリーカードの容量を確保できる
- 写真を撮ったその場で、大きな画面でチェックできる
1つずつメリットを見ていきましょう。
メリット1. 撮った写真をSNSにすぐアップロードできる
1つ目のメリットが、撮った写真をSNSにすぐアップロードできることです。
せっかくキレイに撮った写真はすぐにシェアしたいですよね。Wi-Fi機能があれば、スマホやタブレットに撮った写真をすぐ転送することができます。「インスタグラム」や「フェイスブック」、「ツイッター」などSNSへのアップロードもラクラクです!
メリット2. 写真のバックアップがサクッとでき、メモリーカードの容量を確保できる
2つ目のメリットが、写真のバックアップがサクッとでき、メモリーカードの容量を確保できることです。
撮った写真のバックアップはけっこう面倒くさいもの。いちいちカメラとパソコンをつないでデータを送るのも手間がかかります。
しかしWi-Fi機能があれば安心。撮った瞬間からデータを転送できるので、サクッとバックアップをとることができます。さらにメモリーカードにデータを残さなくても大丈夫なので、容量を常に確保できる点もうれしいです。
メリット3. 写真を撮ったその場で、大きな画面でチェックできる
3つ目のメリットが、写真を撮ったその場で、大きな画面でチェックできることです。
「ベストショットが撮れた!」とその場では思っても、家に帰って見てみると、余計なものが写り込んでいたり、微妙にブレていたりするのはよくあること。
カメラ本体に付いている液晶はかなり小さいので、現場で細かいところまでチェックするのは難しいんですよね。
しかしWi-Fi機能があれば、撮ったその場でタブレットなどに転送し、大きな画面でチェックすることができます。特に大勢での記念撮影など、みんなが納得のいく写真を撮る必要がある場合に重宝しますよ。
ポイント4. 手ブレ補正機能&ISO感度
4つ目のポイントが、手ブレ補正機能&ISO感度です。
手ブレ補正機能は、手ブレしないようにサポートしてくれる機能を指します。カメラのシャッターを押す際に力が入ってブレてしまうのは、初心者にはありがちなミスです。手ブレ補正機能は、そんなミスをカバーしてくれます。
手ブレ補正機能は大きく、
- 本体内手ブレ補正:カメラ本体に手ブレ補正機能が付いているもの
- レンズ内手ブレ補正:レンズに手ブレ補正機能が付いているもの
の2つ。多くのカメラでは「本体内手ブレ補正」が採用されています。
そしてISO感度とは、「暗いところでどれくらい光を読み取ることができるか」を示す数値のことです。ISO感度は、「ISO200」や「ISO25600」などと表記され、数字が大きくなればなるほど、暗い場所でも明るく撮影することができます。
カメラには「常用ISO感度」が設定されているので、この数値をチェックしましょう。常用ISO感度は「100~25600」などと表記され、個人的には最大値が12800以上あれば、暗いところでの撮影も問題ないと思います。
ポイント5. メーカー
5つ目のポイントが、メーカーです。
対応レンズの充実度のところでも触れましたが、カメラは本体のことだけでなく、周辺機器についても考えておく必要があります。
レンズのマウントや、周辺機器との互換性を考えると、必然的に大手のカメラメーカーを選ぶのがおすすめです。
また長くカメラを使っていると、カメラを買い替える機会もあると思います。その際に異なるメーカーのカメラを買うと「使えるはずだったレンズが使えない」など、余計な出費が増えるのでおすすめできません。それだけにメーカー選びは慎重に行う必要があります。
次でミラーレス一眼の主要メーカーについて見ていきますね。
ミラーレス一眼の主要メーカー5社を徹底比較
ここでは、ミラーレス一眼の主要メーカー5社についてお伝えします。それぞれのメーカーの特徴を押さえて、カメラ選びに役立ててください!
売れ筋の価格帯 | 特徴 | |
キヤノン(CANON) | 50,000~100,000円 | ミラーレス一眼において2018年上半期シェア率トップ |
ソニー(SONY) | 50,000~150,000円 | イメージセンサーの技術が業界トップクラス |
パナソニック(PANASONIC) | 50,000~100,000円 | 動画にも強いミラーレスがyoutuberからも支持 |
オリンパス(OLYMPUS) | 50,000~80,000円 | 洗練されたデザインがカメラ女子に人気 |
ニコン(NIKON) | 40,000~60,000円 | 2018年にフルサイズミラーレス発売で業界でも注目 |
ミラーレス一眼において2018年上半期シェア率トップ「キヤノン(CANON)」
「キヤノン(CANON)」はもともと一眼レフカメラに強いメーカーでしたが、最近はミラーレスにも力を入れ始め「EOS R」や「EOS kiss M」の売れ行きが好調です。なんと2018年上半期は一眼レフカメラだけでなく、ミラーレス一眼においてもシェア率トップを獲得しました。
キャノンのミラーレス一眼に使われているセンサーは、エントリーからミドルクラスの一眼レフのサイズと同じものを使っているため、画質の劣化がほとんどありません。価格も抑えられており、オートモードが充実しているなど初心者も扱いやすいのが魅力です。
イメージセンサーの技術が業界トップクラス「ソニー(SONY)」
「ソニー(SONY)」は2013年に世界初のフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼を発売して以来、急速に存在感を出してきているメーカーです。もともと半導体の開発をしていただけあり、イメージセンサーの技術は業界トップクラス。
コニカミノルタから受け継いだミラーレスカメラ「αシリーズ」を発売しており、人気はフルサイズの「α7」です。センサーの規格とフィルムのサイズが一緒なので、フィルム時代のレンズがミラーレス一眼で使えることが海外でも評価されています。
動画にも強いミラーレスがyoutuberからも支持「パナソニック(PANASONIC)」
「パナソニック(PANASONIC)」は、世界的に有名な総合家電メーカーだけあって、カメラの使いやすさに定評のあるメーカーです。
パナソニックと言えば、ドイツの有名カメラメーカー「ライカ」のブランドレンズが使えることを忘れてはいけません。ライカレンズはその描写力の高さで世界中のカメラマンを魅了しており、パナソニックのカメラを選ぶ大きな動機の1つになっています。
さらにもう一点、パナソニックのミラーレス一眼は動画と相性がいいカメラがそろっており、エントリーモデルでも高画質の4K動画撮影が可能です。ヒカキンやゆうこすなど、人気クリエイターも使用する「GH5」は、静止画だけでなく動画にもこだわりたい人もおすすめできます。
洗練されたデザインがカメラ女子に人気「オリンパス(OLYMPUS)」
「オリンパス(OLYMPUS)」は、洗練されたデザインがカメラ女子に人気のメーカーです。特に初心者向けの「OLYMPUS PENシリーズ」は毎年デザインがブラッシュアップされており、オリンパスカメラの売れ筋商品。
オリンパスのミラーレス一眼には、パナソニックと共同で開発した新規格のセンサーサイズ「マイクロフォーサーズ」が採用されており、小型ながらも高画質で撮影できます。またオリンパスとパナソニックは同じマウントなので、レンズの互換性があるところも嬉しいポイントです。
2018年にフルサイズミラーレス発売で業界でも注目「ニコン(NIKON)」
「ニコン(NIKON)」は一眼レフで頑張っている分、ややミラーレスで遅れをとっていたメーカーです。ニコンのミラーレス一眼といえば「Nikon 1」でしたが、その生産も2018年に終了。かねてより業界でも話題になっていたフルサイズミラーレスの発売が待たれていました。
2018年8月に満を持してフルサイズミラーレスのフラッグシップ「Z7」、11月にはエントリーモデルの「Z6」が発売され、すでにニコンユーザーの多くを虜にしています。これからミラーレス一眼のシェア巻き返しを図る注目のメーカーです。
ミラーレス一眼を安く買うのに「型落ち」と「中古」はどちらがおすすめ?
ミラーレス一眼を安く買うために、新品ではなく「型落ち」や「中古」を選択肢に入れるのは悪くない判断です。
実を言うと、2012年~2013年くらいを境にミラーレス一眼の性能はかなり底上げされており、その年代の機種であればそれほど性能は見劣りしません。少しでも安くミラーレス一眼を手に入れたいのであれば、型落ちや中古も積極的に検討すべきでしょう。
先に型落ちと中古のデメリットをお伝えしておくと、
- 型落ち:最新機種よりも性能が劣る、それほど値段が下がらないことがある
- 中古:最新機種よりも性能が劣る、故障しやすいリスクがある
です。
型落ちとは言っても、定価から3割ほど下がったところでストップし、下限無く値段が下がるわけではありません。また中古は、使用済みのカメラであるため故障リスクは新品・型落ちよりも高いです。
個人的には新品のカメラを手に入れることがおすすめですが、それでも型落ち・中古を検討される方は、以下を参考にしてください。
【型落ちがオススメな場合】
- 最新機種にこだわらない
- 狙った機種が定価から2~3割安くなっている
【中古がオススメな場合】
- 新品を買うよりも安く買いたい
- できれば上位機種を買いたい
- 故障リスクがあっても問題ない
中古の場合、上位機種であればあるほど値下げ幅は大きくなります。
次は、安い時期やキャンペーンについてお伝えしますね。
ミラーレス一眼の最安値で買うには?安い時期やキャンペーンについて解説
ミラーレス一眼を安く買うためには、安い時期やキャンペーンについても知っておくと役に立ちます。
「今すぐ買わないと困る!」という人以外は、下記のタイミングを考慮して買いましょう!
カメラの値段が下がる時期はいつ?
カメラの値段が下がる時期は、
- 発売から1~2年経過したとき
- 新しいモデルが発売されたとき
の2点です。
カメラは当然のことながら発売当初がもっとも値段が高く、そこからゆるやかに1~2年かけて2割~3割ほど価格が落ちます。
また新しいモデルの機種が発売されたときも、「型落ち」扱いになるため価格が落ちやすいです。これまでの販売動向を見ると、新しい機種は2月下旬~4月にかけて発売されることが多いので、買う際はそのタイミングまで様子を見てもよいでしょう。
家電ショップが安く販売する時期はいつ?
家電ショップにおいてミラーレス一眼が安くなる時期は、
- 年末年始:12月~1月
- ボーナス時期:7月と12月
- 決算期:3月と9月
- その他の特別セール
です。特に年末年始は、宣伝もかねて大幅な値引き販売でPRするお店もありますので注目しておきましょう。
セール期間は短く、対象となる商品数も少ないことがあるので、あらかじめ目当てのカメラをいくつかに絞り込んでおくことが重要です。
ミラーレス一眼をネットで安く買えるキャンペーンはある?
カメラメーカー各社は、新機種を発売するタイミングでキャンペーンを打つことが多いです。
キャンペーン内容は主に、
- キャッシュバック
- 付属アクセサリープレゼント
で、ふつうに購入するよりもお得にカメラをゲットできます。
例えば2018年11月時点ですと、ソニーが「αフルサイズミラーレス ウインターキャンペーン」(2018年11月22日~2019年1月14日)を実施中で、内容は以下の通りです。
【ソニーのキャンペーン例】
- 対象カメラ本体またはレンズキットを購入:10,000円~30,000円キャッシュバック
- 対象レンズまたはフラッシュを購入:5,000円~20,000円キャッシュバック
メーカー側としては「値段が落ちるのを待っているなら、ちょっと安くするから今買って」という気持ちでキャンペーンを打っています。最新の機種を買うつもりなら、キャンペーンを利用した方がかなりお得です。
まず気になるカメラがあれば、メーカーのホームページでキャンペーン情報をチェックしてみましょう。
徹底比較!安くて高性能なミラーレス一眼のおすすめランキング10選
それでは、いよいよ安くて高性能なミラーレス一眼をドドンと発表します!ミラーレス一眼は半年単位で最新のモデルをチェックしていくと良いです。ここでは、2018年11月時点のおすすめをまとめています。それではどうぞ!
圧倒的な軽さと使いやすさ「パナソニック ルミックス GF9 ダブルズームレンズキット 」
ルミックスの中でも、圧倒的に使いやすく初心者にもおすすめできるのが、この「ルミックス GF9」です。
本体の重さも300gを切り、持ち運びは気軽にバッグやポケットに入れることができます。
撮影には自撮りにオススメの「4Kセルフィー」機能があり、連射機能を使ってベストな自撮りをサクッと撮ることが可能です。
黒とシルバーのクラシカルな見た目も、一眼らしい雰囲気をまとっておりイイ感じに仕上がっています!
おすすめポイントはこちら!
- 自撮りパノラマ機能
- USB充電機能
- 秒間30コマの「4Kセルフィー」
“最後のニコワン”として人気が急上昇「ニコン Nikon1 J5 ダブルレンズキット」
“最後のニコワン”として人気が急上昇しているのが「Nikon1 J5」です。
長らくニコンのミラーレスとして愛されてきたこのシリーズも2018年で終了。
ニコンは今後は新たなフルサイズミラーレスに注力することを宣言しています。
Nikon1 J5は初めてカメラを始める人にも使いやすく、何より安さが魅力です。
ミラーレス一眼ながらも4万円台をキープしているのはかなりすごいこと。
タッチセルフィーに対応したモニター付きでスマホ連携も可能な、日常使いにぴったりのミラーレス一眼。
「ニコワン」を体験するなら今が最後のチャンスです!
おすすめポイントはこちら!
- 秒間60コマの連写性能
- 液晶モニター搭載
- 単焦点レンズセット
カメラ女子にも人気の「オリンパス PEN E-PL8 EZダブルズームキット」
「PEN E-PL8」は、画質と使いやすさ、コストで絶妙なバランスが取れていているカメラです。
見た目のデザインも洗練されており、購入者の半数が女性と言われるほど、女性からの人気を集めています。
PENシリーズでは1つ前のモデルではありますが、現在ももっとも売れているモデルです。
ボディ内に手ブレ補正機能が付いているので手持ち撮影にも強く、着脱可能なグリップがオシャレにホールド感を高めてくれます!
おすすめポイントはこちら!
- スマホ連携OK
- タッチセルフィー機能
- 動画エフェクト機能
ソニーミラーレスの代名詞「ソニー α6000 パワーズームレンズキット」
α6000は2014年に発売されたカメラで、ソニーミラーレスの草分け的存在です。
約0.06秒という高速なオートフォーカス速度が魅力で、被写体をしっかりと捉えることができます。
有効画素数は約2,430万画素で、センサーはAPS-Cを採用。処理速度を高めた新型エンジン「BIONZ X」によって、最高約11コマ/秒と連写性能も十分にあります!
おすすめポイントはこちら!
- 画像処理エンジン「BIONZ X」搭載
- APS-Cセンサー搭載
- ズームレンズセット
エントリーモデルで最高クラスの手ブレ補正「オリンパス OM-D E-M10 MarkII EZダブルズームキット」
「OM-D E-M10 MarkII」の本体内には、上位モデルで採用されている「5軸手ブレ補正」が搭載されています。
暗いシーンや三脚を使えないときなど、ブレやすい場面でも安心です。
有効画素数は1,605万画素とやや他の機種と比べると見劣りするものの、その分軽量・コンパクトに仕上がっています。
望遠レンズも小さめで持ち運びしやすいので、日常使いにもぴったりです!
おすすめポイントはこちら!
- 5軸手ブレ補正機能
- 「フォーサーズ」センサー搭載
- 最大撮影可能枚数750枚
コンパクトなボディに上位機種と同等の高画質を実現「キャノン EOS M100 レンズキット 」
「EOS M100」は「EOS M10」の後継機として発売されたミラーレス一眼です。
初心者でも使いやすいように、さまざまなアシスト機能が詰まった「クリエイティブアシスト」を搭載。
エントリーモデルの位置付けながらも、高センサーを搭載し、画質・オートフォーカス性能ともに上位機種に決して劣りません。
最大手キャノンの意気込みが感じられる1台です!
おすすめポイントはこちら!
- スマホ連携OK
- 液晶画面搭載
- クリエイティブアシスト機能搭載
人気PENシリーズの現行機種「オリンパス PEN E-PL9 ダブルズームキット 」
「PEN E-PL9」は、オリンパスにおいて人気のPENシリーズの現行機種です。
おしゃれな外観はミラーレスの中でもトップクラス。
アクセサリーで本革カバーやストラップも販売されており、自分好みにセットアップが可能です。
有効画素数は他の機種と比べると少し見劣りしますが、バッテリー性能は高く撮影可能枚数も十分に備えています!
おすすめポイントはこちら!
- スマホ連携OK
- 撮影可能枚数350枚
- 4K動画撮影可能
キャノンが総力をあげてミラーレスに挑戦した1台「キャノン EOS Kiss M ダブルズームキット」
「EOS Kiss M」はキャノンの総力を結集し、2018年3月に発売されたミラーレス一眼です。
有効画素数2,410万画素でありながら、重さはわずか387gと軽量。
エントリーモデルの位置付けでありながらも基本性能はとても高く、ひと昔前のミドルグレードの一眼レフを超える性能を持っています。
他の機種と比べるとやや価格帯は上がりますが、十分にその価値があるカメラです!
おすすめポイントはこちら!
- スマホ連携OK
- クリエイティブアシスト機能搭載
- 手ブレ防止「デュアルセンシングIS」搭載
5軸手ブレ補正と小型軽量設計が秀逸「オリンパス OM-D E-M10 MarkIII ボディー」
「OM-D E-M10 Mark III」は難しい操作をすることなく、手軽に高画質な撮影が楽しめるミラーレス一眼カメラです。
一眼レフの上位モデルによく使用される「5軸手ブレ補正」を採用し、誰でも手軽に美しい写真撮影ができるように設計されています。
画面を細かく、広くカバーする121点AFポイントに加え、顔優先AF・瞳優先AFで狙ったシャッターチャンスを逃しません!
おすすめポイントはこちら!
- スマホ連携OK
- 5軸手ブレ補正機能
- タッチオートフォーカス機能
人物撮影に強くレトロデザインも魅力「フジフィルム X-A5レンズキット」
「X-A5」は、どこか懐かしいデザインにコンパクトな設計が特徴の、フジフィルムミラーレス一眼のエントリーモデルです。
小型ながらもAPS-Cの大型センサーを搭載して高画質を確保。
オートフォーカスのスピードが速く、子どもや動物など、動いている被写体へのピント合わせも難なくできます。
オート撮影時のシーン認識精度や肌色再現が向上し、特に人物撮影に向いたカメラです!
おすすめポイントはこちら!
- スマホ連携OK
- ワイヤレス通信機能
- 静電式タッチパネルディスプレイ
とにかく安さにこだわりたい!5万円以下のミラーレス一眼おすすめランキング5選
ここでは、「とにかく安いミラーレス一眼を教えてほしい!」という方のために、5万円以下のミラーレス一眼を揃えました。ミラーレス一眼は年々機能を高めており、5万円以下でも十分に本格的な写真撮影を楽しむことが可能です!
第1位 高性能オートフォーカスはα6000に劣らない「ソニー α5100 パワーズームレンズキット」
まずはソニーのαシリーズから!「α5100」はαシリーズの型落ちではありますが、人気のα6000と比べても「有効画素数」「オートフォーカス」など、基本的なスペックは劣っていません。
タッチシャッターも搭載されているので、初心者でも使いやすく価格もお手頃。ミラーレス一眼の入門機として最適です!
第2位 256gの圧倒的な軽さ「キャノン EOS M10 レンズキット」
「EOS M10」も型落ちではありますが、安い割に必要な性能も備えており、人気のミラーレス一眼です。
カメラ本体の重さが256gと圧倒的な軽さで、コンデジのように手軽に持ち運ぶことができます。
フェイスジャケットやグリップを変えて、自分だけのカメラにカスタマイズが可能です!
第3位 割安感ナンバーワン「パナソニック LUMIX DMC-GX7MK2K 標準ズームレンズキット」
2016年に発売された「LUMIX DMC-GX7MK2K」は、ライカレンズも使用可能なミラーレス一眼です。
定価の半分以下まで価格が下がっており、割安感は1番高いといえます。
型落ちモデルではありますが、4K動画撮影や5軸手ブレ補正も備えており、機能面の充実もうれしいポイントです!
第4位 自撮りもカンタンに美しく「フジフィルム X-A3 レンズキット」
「フジフィルム X-A3」は、レトロでファッショナブルなデザインを備えながら、Xミラーレス初のタッチパネルを搭載。
背面液晶モニターがスライドできるので自撮りもカンタンです。
新開発2,420万画素センサーも搭載しており、80年以上にわたって蓄積された富士フィルムの色再現技術を堪能できます!
第5位 高感度でも低ノイズな撮影を実現「パナソニック ルミックス GX1 レンズキット」
「ルミックス GX1」は、緻密なディティールや微妙な色彩まで忠実に記録する「1600万画素 Live MOSセンサー」を搭載したミラーレス一眼です。
高感度の撮影で起こりやすいノイズを減らし、黒つぶれを抑えた撮影を実現しました。夜の撮影も安心です!
初心者の方はレンタルもオススメ
ここまで、おすすめのミラーレス一眼や、選ぶ際のポイントについてお伝えしてきました。
しかしミラーレス一眼は決して安い買い物ではないので、まだ不安な方もいると思います。
そんな方は「カメラレンタル」を試してみてはいかがでしょうか。
カメラレンタルは、レンタカーなどと同じようにカメラを借りることができるサービスです。
利用料金は借りる長さによって異なりますが、おおむね3泊4日で6,000円~10,000円が相場になっています。
カメラレンタルの良い点は、
- 色々なメーカーのカメラから選べる
- 実際の使い心地を知ることができる
ことです。少なくともカメラを買った後で「もっと安いコンデジでよかったかも…」などという失敗は避けることができます。
カメラレンタルはネット予約で宅配までしてもらえる「ReReレンタル」がおすすめです。気になる方は1度試してみてください!
最後に、今回お伝えしたカメラや選ぶ際のポイントがお役に立てば何よりです。
一眼カメラは機能をすべて使いこなせるか最初は不安ですが、実際の撮影を通して自然と使えるようになってきます。
焦らず、じっくりとカメラと向き合う時間を楽しんでください。
皆さんのカメラライフが素敵なものになるよう、心からお祈りしています!!