年収650万の手取りは?税金や生活レベル、貯金額や職業を解説

この記事を読んでいるあなたは、

  • 年収650万円の手取りを知りたい
  • 年収650万の税金や保険料を知りたい
  • 年収650万の生活レベルや職業を知りたい

上記のように考えているかもしれません

今回は、そんなあなたに向けて「年収650万の手取りや税金、生活レベルやどんな仕事の人が多いのか」などをお伝えしていきます。

【2023年】失敗しない定番の転職エージェントはこれ!

エージェント名特徴公式サイト
ビズリーチロゴ
ビズリーチ
  • 他の転職サイトでは出会えないハイクラス求人を紹介してもらえる!
  • 登録後は企業からスカウトを待つだけで高年収の求人に出会える
ビズリーチ公式
doda ロゴ
doda
  • 転職者満足度や求人数は業界トップクラス!
  • 自分に合った仕事が分からなくてもエージェントが親身にサポート!
doda公式
マイナビエージェント ロゴ
マイナビエージェント
  • 20〜30代の転職に強い転職エージェント!
  • 各業界に精通したアドバイザーが内定獲得後まで徹底的にサポートしてくれる
マイナビエージェント公式

年収650万円の手取りはどれくらい?

年収650万円の手取りはどれくらい?

年収650万円の人の手取りは490〜520万円ほどです。

ボーナスが支給されるかによりますが、月給で換算すると35〜43万円程度となります。

手取り額とは総支給から所得税・住民税・社会保険料などを差し引いた金額のことで、簡単に言えば毎月手元に残る金額です。

手取り額は家族構成・扶養者の年齢によって変化するため一概には言えませんが、年収650万円の人は毎年130〜160万円程度税金として引かれていることになります。

【男女割合】年収650万円の人はどれくらいいる?

【男女割合】年収650万円の人はどれくらいいる?

「令和2年分民間給与実態統計調査」によると、年収600〜700万円の人の割合は全体の6.5%という結果が出ています。

同調査で年収600万円以上の人の割合は全体の20%という結果が出ていることから、年収650万円の人は5人に1人しかいないということがわかります。

また年代別に見てみると40代で10.9%、50代で11.4%となっているのに対して、20代では2%、30代では8.2%と10%を下回っています。

男女別でみると年収650万円の人の割合は男性で25%、女性で5%と男性の方が圧倒的に多いです。

日本の平均収入が400万円程度だということからもわかる通り、年収650万円の人は確実に上位層だと言えます。

年収650万円の所得税・住民税・社会保険料

年収650万円の所得税・住民税・社会保険料

年収650万円の場合の手取りは以下の表のようになります。

年収650万円の手取りイメージ
年収650万円
所得税24万5,700円
住民税34万6,600円
社会保険料91万3,398円
手取り499万4,302円

上記は年収650万円の独身会社員が1年間に支払う税金・保険を「税金社会保障教育」の税金・保険料シミュレーションで計算した結果です。

それぞれの税金・保険について詳しく解説します。

【所得税】

所得税とは会社から貰うお給料、つまり所得にかかる税金です。

所得税は「所得税額=課税所得金額×所得税率-控除額」という計算式で算出されます。

年収650万円の方の場合は課税所得が336万6,000円、税率が20%、控除額が42万7,500円となるため以下の式になります。

336万6,000円×20%-42万7,500円=24万5,700円

【住民税】

住民税とは地方税の一種で、都道府県が課税する「都道府県税」市町村が課税する「市町村民税」の総称です。

住民税は市町村が住民に提供している公共サービスを運営するために利用されます。

住民税の中は「個人住民税」と「法人住民税」に区別されており、私たち一般市民が支払うのは個人住民税です。

住民税は「住民税=課税所得金額×所得税率+均等割額」という計算式で算出されます。

年収650万円の人の場合、課税所得金額が341万6,000円、税率が10%、均等割額が5,000円となるため以下のような式になります。

341万6,000円×10%+5,000円=34万6,600円

【社会保険料】

社会保険料とは、年金・健康保険・介護保険・雇用保険・労災保険などの社会保障制度を利用するためのお金です。

社会保険は会社の規模や事業形態によって内容は異なりますが、加入が義務付けられています。

国民が病院で治療するときの負担金額が少なかったり、老後の年金をもらえたりするのはこの社会保障制度があるおかげです。

年収650万円の人の場合、厚生年金で58万1,940円、健康保険で31万1,958円、雇用保険で1万9,500円を支払っているため合計金額は91万3,398円となります。

年収650万円の生活レベル

年収650万円の生活レベル

年収650万円の場合の生活レベルがどれくらいなのかを解説していきます。

実家暮らしの場合

年収650万円で実家暮らしの人は、家賃や光熱費などがかからないため、かなり余裕を持った生活が送れます。

既婚者・一人暮らしの場合と比べると趣味・娯楽・交際費に回せるお金が必然的に多くなるため、プライベートを充実させることが可能です。

家にいくらお金を入れるかにもよりますが、毎月派手に浪費しない限り、収入の半分近くを貯金に回すことができるでしょう。

実家暮らしの生活イメージ
家に入れるお金5万円
通信費1万円
光熱費1万円
娯楽・交際費3万円
交通費1万円
貯金20万円

一人暮らしの場合

年収650万円の人が一人暮らしをする場合は、実家暮らしに比べて家賃や光熱費などの固定費がかかりますが、それでも余裕を持った暮らしができます。

それぞれの出費を多く見積もったとしても毎月10万円程度の貯金は可能です。

娯楽・交際費や家賃を抑えれば、実家暮らしと同じくらいの貯金もできるでしょう。

一人暮らしの期間は比較的お金を貯めやすい期間なため、将来のために少しでも多く貯金をしておくことをおすすめします。

一人暮らしの生活イメージ
家賃10万円
通信費1万5,000円
光熱費1万円
日用品・消耗品3万円
娯楽・交際費5万円
貯金10万円

結婚・子育てをする場合

年収650万円の人が結婚・子育てをする場合、節約を意識して生活を送る必要があります。

パートナーが専業主婦・主夫であったとしても、贅沢をしなければ年収650万円の1馬力で生活していくことも可能です。

日中に子供を保育園に預けた場合、毎月教育費がかかってくるため、決して余裕のある生活とは言えません。

1人の子供が大学卒業するまでにかかるお金は約1,000万円かかると言われています。

これに加えて生活費も独身時代より大幅に増えるため、少しでも節約し、貯金する心がけが必要です。

結婚・子育てをする生活のイメージ
家賃12万円
通信費3万円
光熱費2万5,000円
食費8万円
日用品・消耗品3万円
教育費5万円
娯楽・交際費2万円
貯金3万円

年収650万円の人の家賃目安

年収650万円の人の家賃目安

一般的に家賃の目安は手取りの1/3程度だと言われており、年収650万円の人の家賃の目安は12〜14万円程度となります。

12〜14万円あれば、どんな人気エリアでもワンルームに住むことができますし、少し郊外に移動すれば1LDK、2DKといった広めの物件に住むことも可能です。

少しでも家賃を安く抑えることができれば将来のために貯金したり、娯楽・交際費や食費に回して生活を充実させたりすることもできます。

逆に14万円を超える家賃の物件に住むと、適正価格からオーバーした金額分、日々の生活を切り詰めなくてはなりません。

家賃の目安はあくまで手取り金額をもとに算出した数字のため、自身の財務状況や利便性などを考慮して住む家を探してみてください。

年収650万円の人の貯金額

年収650万円の人の貯金額

貯金額は最低手取りの10%、理想は20%が目安だと言われており、年収650万円の人の場合、1年間に最低50万円、理想は100万円ということになります。

令和元年に金融広報中央委員会が実施した「家計の金融行動に関する世論調査」によれば、年収500〜700万円の人の貯蓄額中央値は単身者で806万円2人以上で680万円という結果が出ています。

これを見ると「高年収の人はかなり貯金している」と感じた方も多いでしょうが、年収500〜700万円の人の40%近くは手取りの20%を貯金できていないということもわかっています。

十分な貯金をするためには毎日少しずつ節約を積み重ねていくことが近道です。

収入が増えるとそれに伴って支出も増えてしまうため、少しでも将来のために貯金をするという心がけが重要です。

年収650万円の人はどんな仕事に就いている?

年収650万円の人はどんな仕事に就いている?

年収650万円の人は、以下のような仕事をしていることが多いです。

  • 経営コンサルタント
  • 銀行員
  • ITエンジニア

年収650万円の人が多い仕事としては他にも広告代理店や建設、WEBマーケーティングなども挙げられます。

いずれの仕事も専門知識・技術を必要とする仕事もしくは会社の規模が大きい場合が多く、特に金融・IT業界は年収650万円以上の割合が高いです。

年収650万円以上を目指している方は、上記のような職種・業界で通用するような知識・技術を身につけることが最低条件と言えます。

これから年収650万円以上を目指している方は、今の自分に何が足りないのかを考え、行動することが重要です。

年収650万円から収入を上げる方法

年収650万円から収入を上げる方法

年収650万円から収入を上げる方法としては、

  • 昇進・昇格で昇給を狙う
  • 副業に取り組む
  • 転職する

などがあります。

今在籍している会社で年収650万円を目指したいという方は、昇進・昇格で昇給を狙うのがおすすめです。

ある程度の年月1つの会社で勤務する、大きな結果を残すといったことがあれば、会社によっては給料が上がって年収650万円に届く可能性があります。

今すぐに収入をアップさせたいのであれば副業に取り組んでみるのもおすすめです。

近年副業は大きな注目を集めており、初心者でも取り組める副業が増えてきました。

終業後にアルバイトをしたり、クラウドソーシングなどを利用したりと稼ぎ方は多種多様です。

会社によっては副業が禁止されている場合もあるため、副業をする前に就業規則をよく確認しておきましょう。

また転職をして年収650万円を目指せる職種・業界に移ってしまうのも有効です。

転職エージェントを利用すれば、年収650万円以上の希望条件に合った求人を紹介してもらえるため、1人で転職活動を行うよりも効率的です。

年収650万円の手取りや生活レベルまとめ

年収650万円の手取りや生活レベルまとめ

この記事では「年収650万の手取りや税金、生活レベルやどんな仕事の人が多いのか」などについて解説しました。

年収600万円の人の手取りは490〜520万円ほどで、全国で見た割合は5人に1人とかなり少数であることがわかりました。

税金は高年収であればあるほど高額になり、年収650万円の人の場合、年間130〜160万円ほどの税金を納める必要があります。

税金の額は家族構成・扶養者の年齢によって変化するため一概には言えませんが、自分の状況を照らし合わせてシミュレーションしてみてください。

生活レベルに関しては実家暮らし・一人暮らしの場合は家賃を支払ったとしても、かなり余裕を持った暮らしができます。

既婚者で子供がいる場合は、実家暮らし・一人暮らしと同じようにはいきませんが、夫婦共働きであれば不自由ない生活を送ることができます。

また、パートナーが専業主婦・主夫の場合でも贅沢はできませんが、ギリギリ暮らしていくことが可能です。

年収650万円の仕事は専門知識・技術を必要とする仕事、もしくは会社の規模が大きい場合が多く、特に金融・IT業界は年収650万円以上の割合が高くなっています。

年収650万円は全体の上位20%に位置しているため、簡単に稼げるわけではありませんが、限られた人しか到達できないわけではありません。

すぐにでも年収600万円にアップさせたいという方は転職・副業などを検討してみてはいかがでしょうか。