この記事を読んでいるあなたは、
- 年収1,300万円の手取りを知りたい
- 年収1,300万の税金や保険料を知りたい
- 年収1,300万の生活レベルや職業を知りたい
上記のように考えているかもしれません
今回は、そんなあなたに向けて「年収1,300万の手取りや税金、生活レベルやどんな仕事の人が多いのか」などをお伝えしていきます。
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エージェント名 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
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年収1,300万円の手取りはどれくらい?
年収1,300万円の手取り年収は、約900~940万円です。
手取り月収は約56~78万円となり、ボーナスの有無によって差が生じます。
残念ながら年収1,300万円は額面上であり、実際にもらえる金額ではありません。
一般的に手取り額は総支給額の8割程度といわれていますが、年収1,300万円の場合は税率が高いため総支給額の7割程度と考えてください。
また手取り額は、扶養家族の数や社会保険料、所得税などの控除額によっても異なります。
【男女割合】年収1,300万円の人はどれくらいいる?
国税庁の調査によると、年収1,000~1,500万円稼ぐ人の割合は3.4%となっており、年収1,300万円はここに含まれます。
また男女別に見ると男性は5.2%、女性は0.7%です。
割合でみると100人中5人と男性は多く感じますが、女性は100人に1人いるかいないかでかなり少数であることがわかります。
日本の平均年収は約433万円であり、年収400万円以下の割合は54.2%です。
男性は3人に1人、女性は5人に4人が年収400万円であるため、比較すると年収1,300万円稼げる人はごく一部といえるでしょう。
年収1,300万円の所得税・住民税・社会保険料
年収1,300万円の場合の手取りは以下の表のようになります。
年収1,300万円の手取りイメージ | |
---|---|
年収 | 1,300万円 |
所得税 | 約150万円 |
住民税 | 約90万円 |
社会保険料 | 約140万円 |
手取り | 約920万円 |
日本では累進課税制度と呼ばれる課税方式があるため、年収によって税率が異なります。
年収1,300万円の場合の税率は33%となっており、約400万円を税金として納めなくてはなりません。
これは、年収500万円であれば100万円を税金として納めるイメージであり、かなりの負担になっているのがわかります。
また、年収1,000万円を超える年は配偶者控除を受けることはできません。
さらに40歳を超えれば介護保険料の支払いが始まるため、手取り額は減少します。
年収1,300万円の生活レベル
年収1,300万円の場合の生活レベルがどれくらいなのかを解説していきます。
実家暮らしの場合
項目 | 支出 | 収入 |
---|---|---|
手取り月収(ボーナスありの場合) | ー | 61万円 |
生活費 | 5万円 | ー |
食費 | 5万円 | ー |
通信費 | 1万円 | ー |
被服・日用品 | 2万円 | ー |
交際費 | 5万円 | ー |
保険料 | 1.5万円 | ー |
貯金 | 42万円 | ー |
年収1,300万円で実家暮らしであれば、かなりゆとりのある生活を送ることができます。
月40万円程度貯金ができれば、2年で1,000万円貯めることも難しくはありません。
また一般的に、実家に入れるお金の平均金額は約4万円といわれており、生活費や食費で10万円は問題のない金額でといえるでしょう。
年収1,300万円あれば、実家に入れる生活費を倍にしたとしても貯金や娯楽に使えるお金には余裕があります。
ただし、いずれは一人暮らしや結婚して家を出たいと考えている場合、お金の管理能力を養っておく必要があります。
いくら生活に余裕があるからといっても、いざ実家を離れれば家賃や光熱費、食費など出費の多さに驚くはずです。
そのため実家暮らしのうちに支出を把握して、マネーリテラシーを高めておきましょう。
一人暮らしの場合
項目 | 支出 | 収入 |
---|---|---|
手取り月収(ボーナスありの場合) | ー | 61万円 |
家賃 | 17万円 | ー |
水道光熱費 | 1万円 | ー |
食費 | 5万円 | ー |
通信費 | 1万円 | ー |
被服・日用品 | 2万円 | ー |
交際費 | 5万円 | ー |
外食費 | 2万円 | ー |
保険料 | 1.5万円 | ー |
貯金 | 26万円 | ー |
実家暮らしと比べると家賃や光熱費がかかり、支出が多くなります。
また一人暮らしとなると自炊しなければならず、面倒になって外食が増える可能性もあるでしょう。
一般的に貯金は、収入の2~3割程度が理想とされており、手取り月収61万円であれば月に18万円程度貯金できれば問題ありません。
例え自炊できずに生活費が嵩んだとしても、まだ余裕のある生活が可能です。
結婚・子育てをする場合
項目 | 支出 | 収入 |
---|---|---|
手取り月収(ボーナスありの場合) | ー | 61万円 |
家賃 | 20万円 | ー |
水道光熱費 | 1.5万円 | ー |
食費 | 7万円 | ー |
通信費 | 2万円 | ー |
被服・日用品 | 3.5万円 | ー |
交際費 | 4万円 | ー |
外食費 | 2.5万円 | ー |
保険料 | 2万円 | ー |
貯金 | 18万円 | ー |
結婚して2人暮らしをした場合でも、年収1,300万円であれば余裕のある生活が送れるでしょう。
独身の頃より自由に使えるお金は減りますが、収入の3割程度の貯金は可能です。
また子供がいても生活に困ることはありませんが、子供は大きくなればなるほど、学費や食費などにお金がかかります。
習い事をするとなると、1つの習い事にかかる月謝は月1万円程度、さらに塾に通うようになれば月に数万円かかるともいわれています。
共働きであれば余裕はありますが、片働きの場合は貯金する余裕がなくなっていくでしょう。
子供が欲しい場合は小さいうちになるべく貯金を増やしたり、初めから決まった貯金額を抜いた残りの給与を生活費に回したり、節約を心掛けるのが健全です。
年収1,300万円の人の家賃目安
一般的に家賃は給与の3割程度がよいとされており、年収1,300万円で手取り61万円であれば18万円前後の家賃で探すのがよいでしょう。
賃貸には審査があり、家賃の36倍以上の年収が必要とされています。
年収1,300万円であれば36万円以内の家賃ということになりますが、生活費や貯金などを考えるとあまり打倒とはいえません。
東京で家賃18万円の場所となれば、目黒や六本木、品川など人気エリアのタワーマンションに住むことも可能です。
しかし、必ずしも3割程度でなくても構いません。
家賃は大きな固定費であるため金額を抑え、その分生活費や貯金に回すのもよいでしょう。
住むエリアを変えれば、18万円でセキュリティ性の高さや広さが十分ある物件も多く見つけられます。
年収1,300万円の人の貯金額
一般的に、貯金は収入の2~4割程度が理想です。
そのため年収1,300万円の場合、年間で390万円貯められれば申し分のない金額といえるでしょう。
金融広報中央委員会の調査によると、年収1,200万円以上の世帯金融資産保有額は平均で5,379万円、中央値は1,900万円という結果が出ています。
年代や家族構成にもよりますが、年収1,300万円ある人の6割以上は1,000万円以上の貯蓄があり、なおかつ安定した貯蓄ができています。
また預貯金以外に、株や投資信託など積極的に投資に回す人も多く見られます。
万が一年収1,300万円あるにもかかわらず収入の2割、年間200万円が貯められない場合は固定費や娯楽費などの見直しが必要かもしれません。
多くのファイナンシャルプランナーによると、新卒では生活費の1か月分を、30代で年収と同額もしくは1.5倍、40代で年収の2倍貯めるのが理想といわれています。
しかし、先ほども述べた通り年齢や家族構成などによって貯蓄額には差が生じます。
また子供が大きくなれば、受験や進学、特に大学に進学するとなると大きな出費になるでしょう。
そのため収入の2割には届かなくとも、毎月少額でもコツコツ貯めておく必要があります。
年収1,300万円の人はどんな仕事に就いている?
年収1,300万円の人は、以下のような仕事をしていることが多いです。
- 医師
- パイロット
- 大学教授
- 弁護士
- 外資系企業
- M&Aアドバイザー
- 大手テレビ局社員
年収1,300万円の仕事に転職したいと考えている場合、医師やパイロット、大学教授や弁護士になるには勉強や資格取得の必要があり、あまり現実的とはいえません。
外資系の企業の場合は特に必要な資格はなく、未経験でも転職は可能です。
しかし外資系企業は人気が高く、経験があっても狭き門であるため、しっかりと対策を練ってから応募する必要があります。
また日本で最も年収の高い業界として知られるM&Aの業界でも、未経験でも転職できる可能性が高いです。
しかしこちらも人気の高い職種であり、営業能力の高さや交渉力、会計・政務・法務などの知識などが必要になります。
大手テレビ局社員になるには、四年制の大卒以上の学歴が求められます。
こちらも人気の職業であるため、倍率は数百倍から数千倍となるでしょう。
エントリーシートの時点で多くの志願者がふるい落とされており、一次面接にたどり着くだけでも至難の業です。
これらに就職したい場合は学生の頃から必要なスキルを高め、自分を売り込む力を磨いていきましょう。
年収1,300万円から収入を上げる方法
年収1,300万円から収入を上げる方法としては、
- 昇進昇格を目指す
- 転職する
- 投資する
- 副業を行う
などがあります。
最も現実的なのは、昇進昇格をして年収1,300万円を目指す方法です。
ただし、年収1,300万円を目指すのであれば待遇のよい企業に就職している必要があります。
勤続年数に応じて昇給したりスキルや評価によって昇格したりと、企業によって異なるため、就職や転職先は慎重に選びましょう。
投資のみで年収1,300万円を目指すのは難しいことですが、貯金や老後の資金にすることは可能です。
つみたてNISAやiDeCoなら非課税で資産運用できるため、投資が初めての方にも人気があります。
また、副業は簡単に手取りを増やせる手段の一つです。
正社員でも副業を考えている人は多く、収入を補うために仕事を掛け持ちする人も増加しています。
ライターやブロガー、自分の得意なスキルを売ってお金を得るアプリやサイトも多く、大変人気です。
最近ではユーチューバーやライバーとなり、月に数万円の収入を得ている人も少なくありません。
さらに事務所に所属しているユーチューバーやライバーの平均年収は、約100万円以上といわれています。
もちろん人気の出そうな動画やライブ配信を毎日のようにする必要があるため、簡単に稼げるわけではありません。
しかし、自分の得意を最大限に生かして収入に繋げられると、人気の高い職業であるのも納得ではないでしょうか。
ただし、副業する場合は会社の就業規則の確認を忘れずに行ってください。
また本業と副業が類似している場合は、情報漏洩の危険性も考えなくてはなりません。
万が一副業禁止であった場合、会社から戒告や減給、解雇などの処罰を受ける可能性もあるため注意しましょう。
年収1,300万円の手取りや生活レベルまとめ
この記事では「年収1,300万の手取りや税金、生活レベルやどんな仕事の人が多いのか」などについて解説しました。
年収1,300万円稼いでいれば、一人暮らしや結婚後も余裕のある生活が送れるでしょう。
約400万円ほどは税金として納める必要があり、配偶者控除も受けることはできませんが、年収1,300万円であれば世帯金融資産保有額は5,000万円も可能です。
また年収1,300万円稼げる人の割合は約3割と、ごく一部です。
年収1,300万円を目指して就職や転職を考えている場合、学歴や資格、人とは違うスキルを磨く必要があります。
ぜひ自分に合う収入アップ方法を見つけて、年収1,300万円を目指してみてはいかがでしょうか。