この記事を読んでいるあなたは、
- 海外FXで自動売買(EA)におすすめの業者は?
- 海外FXで自動売買(EA)するメリット・デメリットは?
- 海外FXで自動売買(EA)する際に注意すべきことは?
上記のように考えているかもしれません。
この記事では「海外FXで自動売買(EA)におすすめの業者や、メリット・デメリット、注意点」などをお伝えしていきます。
「海外FX業者の数が多すぎてどこで登録したら良いか分からない」「とにかく有名で日本人に人気な業者を利用したい」という方は、以下の3つの業者が特におすすめです。
海外FX業者 | 特徴 | 公式サイト |
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公式サイト | |
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公式サイト | |
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公式サイト |
なお、日本人トレーダーに人気の海外FX業者については、海外FXおすすめランキングにて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
海外FXで自動売買(EA)におすすめの業者一覧
海外FXで自動売買(EA)におすすめの業者は、以下の表のとおりです。
海外FX業者 | 特徴 | 公式サイト |
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公式サイト | |
Exness |
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公式サイト |
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公式サイト | |
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公式サイト | |
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公式サイト |
そもそも自動売買(EA)とは
自動売買(EA)とは、Expert Advisor(エキスパート・アドバイザー)の略で、FXで自動売買をするための注文手法です。
具体的には、過去の値動きなどのデータをもとにあらかじめ決めたルールに従い、為替レートの値動きを予測して買い注文や売り注文を出します。
単体では使用ができず、基本的にはMT4のプラットフォーム上で動作します。
また、自動売買ツールの種類には、主に以下の2つがあります。
- 選択型:あらかじめ用意されたルールから、選択して売買を行う※初心者・中級者向け
- 開発型:自分でルールを設定して自動売買を行う※上級者向け
有料EAと無料EAの違い
- 有料EAの特徴
└購入費用がかかる一方、EAの設定や運用についてのサポートが受けられるため、収益が出やすい。 - 無料EAの特徴
└無料で気軽に試せる反面、サポートがないため、EAの設定や運用について自分で調べる必要がある。
EAには有料と無料の2種類があり、主に購入費用とサポートの有無に違いがあります。
一般的に有料EAは使用するFX会社に制限はありませんが、無料EAは、使用口座が指定されている場合も多く、指定されたFX会社でしか利用できません。
そのため、サポートを受けながらEAを安心して運用したい場合は有料EAがおすすめです。
海外FXで自動売買(EA)を使うメリット
海外FXで自動売買(EA)を使うメリットは、以下の通りです。
- チャート画面に張り付く必要がない
- 設定されたルールで売買するため、感情に左右されない
- 分散投資することができる
それぞれ解説していきます。
チャート画面に張り付く必要がない
自動売買とは、コンピューターが事前に設定したルールに基づきFXの売買を自動で行うシステムです。
24時間365日、市場の変動に応じて最適なタイミングで売買をしてくれるため、チャートに張り付く必要がありません。
自分の時間を有効に使いながら収益を得られるため、仕事やプライベートで多忙な人でも取引が可能になります。
また、プロのトレーダーが作成した優れた売買ルールをそのまま利用できるため、テクニカル分析の知識も不要です。
そのため経験がない初心者の方でも、簡単に安心してトレードを始められます。
設定されたルールで売買するため、感情に左右されない
自動売買は、FX取引において人間の感情を排除できる有効な手段の1つです。
あらかじめ設定したルールに従って、コンピューターが自動的に売買を行うため、感情に左右されません。
そのため、冷静かつ合理的な取引ができるメリットがあります。
さらに、喜怒哀楽の感情による取引ミスを防ぐだけでなく、時間や労力も大きく節約できます。
ストレスなく、いつでも相場の動きをくまなくチェックし、チャンスを逃さず取引してくれます。
ただし、自動売買で利益を出すためには、ルールの設定が重要です。
ルールを適切に設定できれば、利益を出せる可能性がより高まります。
分散投資することができる
分散投資が可能な点も大きな魅力と言えます。
分散投資とは、1つに集中させるのではなく、複数の資産に投資してリスクを分散する手法です。
投資対象の資産が値下がりしたとしても、他の資産の値上がりで損失を抑えられるメリットがあります。
自動売買と分散投資はそれぞれ独立した概念ですが、組み合わせることで効果的なリスク分散が実現でき、以下のようなメリットが生まれます。
- 手間をかけずに複数の資産に投資できる
- 投資にかける時間が節約できる
複数のEAを同時に稼働させれば、複数の通貨ペアや銘柄に分散投資が行えます。
また、投資家が取引の判断を行う必要もないため、投資にかける時間の節約も可能です。
海外FXで自動売買(EA)を使うデメリット
海外FXで自動売買(EA)を使うデメリットは、以下の通りです。
- 必ず勝てる・儲かるとは限らない
- 急な相場変動に対応できない
- 初期費用・維持費用がかかる
それぞれ解説していきます。
必ず勝てる・儲かるとは限らない
自動売買は24時間365日、感情に左右されず冷静に判断して売買できるメリットがありますが、必ず勝てる・儲かるとは限りません。
理由は、以下のとおりです。
- 自動売買ツールの設定が重要
- 自動売買ツールには限界がある
ツールの設定を誤ると想定外の損失が発生する可能性があるため、使用する際には、設定を慎重に行う必要があります。
また、人間のトレーダーに比べて相場の複雑な動きを完全に理解できないため、最適なタイミングで売買を行えず、損失を出す可能性もあります。
急な相場変動に対応できない
自動売買では、あらかじめ設定されたプログラムを超えた取引ができません。
しかし、相場は常に予測不能な動きをするため、想定外の急な変動が発生した場合は対応できないケースがあります。
また、相場の状況判断なしに自動的に取引を行うため、急な相場変動が発生した場合は、対応が遅れて損失が拡大するリスクもあります。
そのため、以下の対策を検討するのが望ましいでしょう。
- 自動売買の設定を柔軟にする
- 自動売買のパフォーマンスを検証する
- 手動も交えて取引をコントロールする
初期費用・維持費用がかかる
自動売買には有料と無料がありますが、有料の場合は以下のような費用がかかります。
- 自動売買の購入費用:数千円〜数万円
- VPSの契約費用:無料(一部業者で有料あり)
- VPSの利用料:月額1,000円~10,000円程度
購入費用は、数千円から数万円程度が一般的です。
無料もありますが、機能や性能に制限がある場合があります。
VPSとは、24時間365日稼働させて自動売買を安定して行うための仮想専用サーバーです。
契約は無料の場合が多いですが、利用料は月額1,000円~10,000円程度で、性能やスペックによって異なります。
海外FXで自動売買(EA)におすすめの業者5選
海外FXで自動売買(EA)におすすめの業者を紹介します。
- XMTrading
- Exness
- BigBoss
- TitanFX
- AXIORY
XMTrading
出典:https://www.xmtrading.com/jp/
MT4対応 | ○ |
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MT5対応 | ○ |
スマホ対応 | ○ |
日本語対応 | ○ |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
取扱通貨数 | 1,446銘柄 |
金融ライセンス |
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公式サイト | XMTrading公式サイト |
XMTradingとは、難易度の高い2つの金融ライセンスを所有し、世界196の国と地域で安定してサービスを提供する業界最大級の海外FX業者です。
FXだけでなく株式指数や貴金属、エネルギーなど、100以上の豊富な金融商品を取り扱っている点も人気の理由です。
新規口座開設ボーナスや入金ボーナス、取引ボーナスなど、豊富なボーナスキャンペーンも大好評で、口座数は100万件を超えています。
また、日本語を含む多言語にも対応しており、初心者から上級者まで幅広いトレーダーに利用されています。
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XMTradingの特徴
- 約定力が高く、スムーズに自動売買取引ができる
- 条件を満たせば、VPSを無料利用できる
- 500円から取引可能で、少額から始めたい人にもぴったり
自動売買では、注文の約定がスムーズに行われるかどうかが重要ですが、XMTradingでは、約定力は99%以上で約定拒否率が低く、注文が瞬時に約定されます。
また、「口座残高1,000ドル以上」などの条件を満たせば、毎月28ドルかかるVPSが無料で使える点でも、自動売買に必要な条件が整っていると言えます。
さらに、500円からの少額な取引も可能なため、これから海外FXに挑戦したい方にもおすすめです。
Exness
出典:https://www.exness.com/
MT4対応 | ○ |
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MT5対応 | ○ |
スマホ対応 | ○ |
日本語対応 | ○ |
最大レバレッジ | 無制限(実質21億倍) |
取扱通貨数 | 約1,500銘柄 |
金融ライセンス |
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公式サイト | Exness公式サイト |
Exnessとは、2008年に設立された15年以上の運用歴がある海外FX業者の最大手です。
キプロス本社と各支社で合計7つの金融ライセンスを取得し、抜群の信頼性や安全感があります。
FX通貨ペア以外に貴金属やエネルギー、仮想通貨などのCFD商品も豊富に扱い、150万人以上のトレーダーに利用されています。
日本人スタッフも在籍し、24時間365日、チャット、メール、電話で充実のサポートが受けられるため安心です。
また、業界最高水準のハイレバレッジやタイトなスプレッドなどの条件から、自動売買にも向いています。
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Exnessの特徴
- 初級者から上級者まで対応する5つの口座タイプ
- MT4、MT5のほか、独自の取引ツールも提供
- 一定条件クリアで、VPSが無料使用できる
「スタンダード」「スタンダードセント」「ロースプレッド」「ゼロ」「プロ」と、様々な特徴をもつ5つの口座を提供し、幅広いトレーダーのニーズに対応しています。
MT4の機能をさらに拡張し、より効率的な取引ができる独自ツール「Exness MT4 Supreme Edition」の使用も可能です。
また「口座の合計残高が1,000ドル以上」もしくは、「1ヶ月の総取引量が500,000ドル(5Lot/月)以上」のどちらかの条件を満たすと、VPSが無料で使えます。
BigBoss
出典:https://www.bigboss-financial.com/
MT4対応 | ○ |
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MT5対応 | ○ |
スマホ対応 | ○ |
日本語対応 | ○ |
最大レバレッジ | 2,222倍 |
取扱通貨数 | 80種類以上 |
金融ライセンス | セントビンセント・グレナディーン金融庁 |
公式サイト | BigBoss公式サイト |
BigBossとは、レバレッジ最大2,222倍で世界最高水準のトレード環境を提供する海外FX業者です。
仮想通貨の取引もできる特徴があり、日本でも人気を集めています。
クレジットカードや銀行振込、電子決済サービスなど、入出金方法が多彩で、出金スピードも通常1~2営業日と迅速に処理してくれると高評価です。
安定した通信環境と高速処理が可能なVPSの提供も行うなど、自動売買に適したスペックが用意されているほか、EAの複数同時稼働も可能です。
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BigBossの特徴
- 約定力が高く、スリッページが少ない
- 日本語のサポートが充実しており、初心者でも安心
- 仮想通貨の取引も可能で、CFD商品もある
Equinix社の高速サーバーを採用しており、注文が迅速に約定されるため、短期取引やスキャルピングにも適しています。
日本語が堪能なスタッフが在籍しており、24時間365日、丁寧なサポートが受けられるのも嬉しいポイントです。
仮想通貨の現物取引だけでなく、最大50倍のレバレッジを効かせてCFD商品のトレードもできます。
TitanFX
出典:https://titanfx.com/jp
MT4対応 | ○ |
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MT5対応 | ○ |
スマホ対応 | ○ |
日本語対応 | ○ |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
取扱通貨数 | 70種類 |
金融ライセンス | バヌアツ共和国 |
公式サイト | TitanFX公式サイト |
TitanFXは、2014年創業のバヌアツに拠点を置く海外FX業者です。
FXやCFD、コモディティ、株価指数など、幅広い銘柄を取り扱っています。
通貨ペアは70種類以上あり、メジャーからマイナーまで、あらゆるトレーダーのニーズに対応していると評判です。
また、顧客から預かった資金はAAAの信頼性の高い銀行に分別管理し、万が一の場合は、2万ユーロ以内の資産を独自で補償してくれます。
そのほか、独自のZeroPointテクノロジーとECN方式を採用し、約定率は99.98%で業界トップクラス、約定スピード0.338秒と言われています。
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TitanFXの特徴
- スプレッドが極狭なため、取引コストが抑えられる
- 取引に関する禁止事項が少ない
- EAの運用などに欠かせない、無料VPSの提供もある
インターバンク市場に直接注文を流す「NDD方式」を採用してスプレッドを狭くしているため、主要通貨ペアでは0.0〜0.5pipsと業界最狭水準です。
口座残高が500ドル以上、及び、月間取引量が5ロット以上であれば無料でVPSが利用でき、高速約定や低レイテンシー取引が可能になります。
AXIORY
出典:https://www.axiory.com/jp/
MT4対応 | ○ |
---|---|
MT5対応 | ○ |
スマホ対応 | ○ |
日本語対応 | ○ |
最大レバレッジ | 400倍 |
取扱通貨数 | 400銘柄以上 |
金融ライセンス | ベリーズ国際金融サービス委員会 |
公式サイト | AXIORY公式サイト |
AXIORYとは、ベリーズに拠点を置く海外FX業者で、2013年に設立された比較的新しい業者です。
しかし、信頼性・安全性・取引の透明性が高く、短期トレードに特化した取引環境を提供しているため、多くのトレーダーから支持されています。
また、業界最狭水準のスプレッドも大きな魅力です。
スタンダード口座のスプレッドは、EUR/USDで0.0pipsから、GBP/JPYで0.1pipsからとなっており、取引コストが抑えられるため短期間でも利益を上げやすいでしょう。
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AXIORYの特徴
- 約定率は驚異の99.99%
- MT4・MT5に加え、cTraderでの取引も可能
- 信託保全により顧客の資産が全額保証される
約定率は公式サイトで実際に確認できますが、非常に高い約定力があるため、スキャルピングやデイトレーディングに最適な環境を提供しています。
また、ロンドンのSpotware Systems社が開発した「cTrader」は、MT4と比べて高度な自動売買機能を備えた、中上級者向きのプラットフォームです。
顧客の資金は運営資金と分けて分別管理されていますが、万が一破綻した場合は、監査機構名義で全額返金されるなど、安全性の高さにも定評があります。
海外FXで優良な自動売買ソフト(EA)を選ぶポイント
海外FXで自動売買ソフト(EA)を選ぶ際は、以下のポイントを意識しましょう。
- バックテスト・フォワードテストの結果は良いか
- 総取引数が多いか
- 成績グラフが右肩上がりになっているか
- PF(プロフィットファクター)が高いか
- 最大ドローダウンが小さいか
それぞれ解説していきます。
バックテスト・フォワードテストの結果は良いか
バックテスト・フォワードテストの結果は、自動売買ソフト(EA)を選ぶ上で重要なポイントの1つです。
バックテストとは、過去の相場データを使ってEAのパフォーマンスを検証する方法です。
フォワードテストとは、過去の相場データではなく、現在の相場データを使ってEAのパフォーマンスを検証する方法を指します。
テスト運用はデモ口座でもリアル口座でも可能ですが、リアル口座は実際の取引環境に近いため、EAの性能を正確に評価できます。
いずれの結果も良好であれば、今後も同じようなパフォーマンスを発揮し、現在進行中の相場でも収益が期待できます。
総取引数が多いか
総取引数の多さも、自動売買ソフト(EA)を選ぶ際の大事な目安です。
総取引数が多いほど、過去の相場のさまざまな局面で実績を積み上げたかどうかがわかります。
逆に、総取引数が少ないEAは、過去の相場の一部しか経験していないと考えられます。
そのため、エントリー条件が厳しくなって設定が難しかったり、含み損のポジションを長く保有するリスクが高かったりするなどの問題があります。
これらの問題を回避するためには、トレード期間ごとに以下のような取引回数の目安を決め、確認するのがおすすめです。
- スキャルピング…週に10回以上
- デイトレード…週に5回以上
- スイングトレード…月に2~3回以上
- 長期トレード…月に1回以上
特に初心者の方は、上記の目安を参考にして取引回数の多いEAを選んでみてください。
成績グラフが右肩上がりになっているか
成績グラフが右肩上がりになっているかどうかも、確認すべきポイントです。
グラフが右肩上がりになっているEAは、継続的に利益を出しており、大きな損失を抱える確率も低いため、比較的成績が安定しています。
逆に、グラフが上下を繰り返している、もしくは、右肩下がりになっているEAは、利益がしっかり出せておらず、あまり結果が期待できません。
しかし、成績グラフが右肩上がりになっていても、将来的に利益を出せる訳ではありません。
相場環境の変化やEAのロジックの改良などによって、成績が悪化する可能性があるためです。
そのため、成績グラフだけでなく、ロジックの説明や検証結果の公開データも参考にしましょう。
PF(プロフィットファクター)が高いか
PFとは、1回の取引で得た利益の平均値を1回の取引で損失した平均値で割った値で、PFが高いほど、1回の取引で得られる利益の割合が大きくなります。
しかし、含み損を抱えたまま決済を保留しているリスクの高いEAもあるため、PFが高いだけでは優れたEAであると判断できません。
そこで、目安となるPF値が必要になりますが、値としては1.3~1.5位のものがよいでしょう。
1回の取引で、平均して0.3~0.5の利益を上げられます。
最大ドローダウンが小さいか
最大ドローダウンが小さいことも、優れたEA選びには欠かせない要素です。
最大ドローダウンとは、EAを運用した際に、最大でどれだけ証拠金が減少したかを表す指標です。
そのため、最大ドローダウンが小さいほど、運用中に大きな損失を出す確率を低くできるため、心理的なダメージを少なくし、資金効率の向上も期待できます。
目安となる最大ドローダウンは、一般的には20%以下がおすすめです。
最大ドローダウンが20%以下であれば、概ね大きな損失は回避できると考えられます。
自身でも最大ドローダウンの許容範囲も考慮しながら、最適な自動売買ソフトを選んでみましょう。
海外FXで自動売買(EA)を始める方法
海外FXで自動売買(EA)を始める方法は、以下の通りです。
- STEP1:自動売買に対応している海外FX業者で口座開設
- STEP2:稼働させる自動売買ソフトをダウンロード
- STEP3:MT4またはMT5に自動売買ソフトを追加
- STEP4:自動売買ソフトをチャートに適用
- STEP5:自動売買取引を始める
それぞれ解説していきます。
STEP1:自動売買に対応している海外FX業者で口座開設
海外FXで自動売買を始めるには、MT4やMT5に対応し、自動売買が可能な海外FX業者を選びましょう。
必ず公式サイトからアクセスし、必須項目の入力と必要書類の提出を行って口座を開設します。
なお、MT4とMT5はどちらも自動売買に向いていますが、以下のような違いがあります。
- MT4:EAの種類が多くて動作が軽く、スキャルピングなどの短期取引に向いている
- MT5:高機能な上にスプレッドが狭い傾向があり、取引コストを節約できる
STEP2:稼働させる自動売買ソフトをダウンロード
次に自動売買ソフトをダウンロードしますが、やり方は大きく分けて以下の3つです。
- 海外FX業者が配布しているものを利用する
- 無料配布されているソフトを利用する
- 有料サイトで販売しているものを購入する
無料配布されているソフトは、業者が販売しているものよりも性能が劣る場合が多いでしょう。
しかし、無料で利用できるため試してみるのも良いでしょう。
STEP3:MT4またはMT5に自動売買ソフトを追加
自動売買ソフトファイルをダウンロードしたら、MT4・MT5に追加する必要があります。
MT4・MT5を起動して、メニューバーの「ファイル」から「データフォルダを開く」を選択します。
その後、「MQL4」または「MQL5」フォルダを開きます。
最後に、自動売買ソフトファイルをフォルダにコピーすれば、追加の作業は完了です。
STEP4:自動売買ソフトをチャートに適用
MT4・MT5を起動して、自動売買ソフトを動かす通貨ペアや時間足のチャートを選びます。
その際「自動売買」のボタンもオンにして置くと、自動で稼働するようになります。
次に、自動売買ソフトをチャートに反映させる手順です。
「ナビゲータ」から「エキスパートアドバイザ」を開きます。
自動売買ソフトをチャートにドラッグ&ドロップし、スマイルマークが表示されているのが確認できれば終了です。
STEP5:自動売買取引を始める
最後に、自動売買で取引をするためのルール設定を行います。
取引方法やリスク許容度などの設定項目がありますが、適切に設定を行って、取引ルールをカスタマイズしてください。
設定するにあたっては、販売サイトの説明書やヘルプ画面を確認するとよいでしょう。
また、自動売買の動作状況は、ターミナルウィンドウの「エキスパート」タブや「取引」タブで確認できます。
自動売買取引を停止するには、チャートウィンドウの右上の「スマイルマーク」をクリックし、「削除」を選択します。
海外FXで自動売買(EA)する際に注意すべき点
海外FXで自動売買(EA)する際は、以下の点に注意しましょう。
- 小さいロット数から始めて、徐々に投資額を増やす
- 定期的にシステムを見直す
- SNSで売られている自動売買ソフトは詐欺の可能性が高い
それぞれ解説していきます。
小さいロット数から始めて、徐々に投資額を増やす
まずは小さいロット数から始め、徐々に投資額を増やすのがおすすめな理由は、以下のとおりです。
- リスクを抑えられる
- EAの動作を把握しやすい
- 利益の伸びを調整しやすい
レバレッジが高ければ、少ない資金で大きな利益を狙えますが、逆に損失が大きくなるリスクもあります。
しかし、ロット数が小さければリスクも抑えられるため、損失や精神的なダメージも少なくて済むでしょう。
また、ロット数が小さければ、自動売買の動作の把握が容易で、必要に応じて設定や利益の伸びを調整しやすくなります。
具体的には、最初の1ヶ月は0.01ロットから始め、徐々に0.05ロット、0.1ロットと増やしていくのがおすすめです。
定期的にシステムを見直す
以下のような理由から、定期的なシステムの見直しも大事です。
- 相場は常に変化している
- EAの設定は完璧ではない
- EAの性能は向上する
相場は常に変化しているため、過去の相場データに基づいて作成された自動売買は、必ずしも現在の相場に適合するとは限りません。
したがって、相場変化に対応しているかを実際に運用し、問題点がないかを確認するためにも定期的な見直しが必要です。
また、開発者は常に新しい技術や手法を取り入れて、性能を向上させています。
そのため、見直し時には、最新の自動売買にアップデートするのも検討してみましょう。
SNSで売られている自動売買ソフトは詐欺の可能性が高い
SNSで売られている自動売買ソフトは、誇大広告の多さや信頼性の低さなどから詐欺の可能性が高いと考えられます。
広告では、「勝率90%以上」「月利100万円」など、魅力的に感じるものが多くあります。
しかし、このような誇大広告は、実際には実現不可能なものが多く、詐欺の可能性が高いため、購入はやめるべきです。
また、実態が不明な業者も多く、悪質商法を行う可能性も高いため、接触そのものも避けるのが無難です。
そのため、有料の自動売買ソフトを購入する場合は、SNSからではなく必ず公式ホームページや詳細を確認し、信頼性のある販売先から購入してください。
海外FXの自動売買(EA)に関してよくある質問
海外FXの自動売買(EA)に関してよくある質問を紹介します。
自動売買(EA)が禁止されている海外FX業者は?
自動売買(EA)が禁止されている海外FX業者は、以下のとおりです。
- iFOREX
- FXDD
- FXPRIMUS
- CityFX
- InterbankFX
これらの業者は、公式規約において自動売買の利用を禁止しています。
また、MT4やMT5などの自動売買ツールの使用を禁止している場合もあるため、注意が必要です。
なお、海外FX業者の多くは自動売買を認めていますが、一部の業者では、特定の口座のみ自動売買を禁止している場合もあります。
そのため、自動売買を利用したい場合は、必ず各業者の規約をよく確認するようにしましょう。
自動売買とコピートレードの違いは?
自動売買(EA)とコピートレードは、どちらも人間の代わりにコンピュータが売買を行う自動売買の手法です。
しかし、両者には下記の要素で違いがあります。
- トレード判断の主体
- 初期費用や維持費用
- スプレッド
- リスク
自動売買は、プログラムに従ってコンピュータが主体でトレード判断を行うのに対し、コピートレードはプロのトレーダーが主体で行います。
費用面では、自動売買では有料ソフトの購入費用やVPSの月額費用がかかりますが、コピートレードでは、成功報酬や手数料が発生する場合があります。
スプレッドでは、自動売買は裁量トレードと同様の影響を受けるのに対し、コピートレードはコピー元トレーダーの影響を受けます。
リスクに関しては、自動売買ではプログラムの設計や設定によって大小が異なるため、自身で調整してコントロールするのも可能です。
一方、コピートレードは、コピー元トレーダーの取引手法によってリスクの大きさが決まります。
海外FXで自動売買(EA)におすすめの業者まとめ
この記事では「海外FXで自動売買(EA)におすすめの業者や、メリット・デメリット、注意点」などをお伝えしてきました。
自動売買(EA)は、あらかじめ決められたルールに基づいて自動的に売買を行うシステムです。
自分の代わりに24時間稼働してチャートをチェックし、感情に左右されることなく売買を行うため、利益が狙えます。
そのため、初心者でも忙しい人でもFXを手軽に楽しめる便利なツールと言えます。
ただし、自動売買はあくまでもツールであり、投資の成功を保証するものではありません。
自動売買を利用する場合でも、投資の目的やリスク許容度を明確にして、適切な投資戦略を立てるのが重要です。
なお、日本人トレーダーに人気の海外FX業者については、海外FXおすすめランキングにて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。